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基本的に信じない
私は極力、信じる行為をしないよう意識している。理由は単純で、日頃から信じたり期待したりすると疲れてしまうからだ。
「あの人はきっとこうしてくれる」を裏切られた場合、悲しみ、怒りのような感情に支配されてしまう。不満が募るだけで結構体力を消耗するし、それを表面に出して相手に矛先を向けても結局は解消されない。
じゃあどうすれば楽になれるか。私の結論は相手に期待しないことだった。
例えば友人が正当な理由もなしに、待ち合わせの時間・場所に来なかったとする。先に率直な感想を述べると、「相手の時間を奪っている」という想像ができないその友人に苛立ちを覚える(さすがに10分遅刻したとか、それくらいの些細なレベルなら平気で待てる)。
しかし友人が約束を破った事実は変わらないので、ここでは「友人が約束を守る」ことを信じないようにする。
来ないのであれば、その場所ならではの1人時間を満喫しようという考えを予め用意しておく。例えばおしゃれなカフェで優雅なひとときを過ごすとか、興味をそそられるイベントに参加するとか。自分ファースト。意のままの時間を過ごせるよう気持ちを切り替える。
常に意識していると、案外身についてくる。
信じないって別に冷たい事じゃないし、生きやすいし楽しいと思う。
こんな私だが、「 "この人になら裏切られてもいい" と思える人を信じる」という基準を設けている。実際に裏切られたらどうしようって思ってる。
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