前日譚

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俺は地球で産まれた子だった。 けど、産まれてすぐにこのダルタン星の何者かによって連れ去られた。 その時のことはよく覚えてないが、その後社会的勢力マシンエボが作られた。 そのマシンエボは勢力を増して行き、世界各国の誰もが逆らえないような存在になっていた。 マシンエボは俺の産まれた地球、日本と交流を深め、その土地の文化や言語をこのダルタン星に根付けていった。 俺の誤解かもしれないが、連れ去られた後にこの記憶を消されたのかもしれない。 それが今の夢によって思い出されたのかもしれない。 その後俺はエッジやオリビアと出会った。 1人で遊んでいると、なぜか手から炎が出た。 少し怖くなったが、もう一度同じようにやってみるとまた炎が出た。 それでもう怖すぎて、自分は周りの人達と違うのではないのかと思った。 そして、そのことはもう誰にも話さないつもりでいた。
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