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夕食を食べ終わって、風呂に入ろうかとしてたとき、ピンポーンとドアホンが鳴ったんだ。
俺が出ると姉貴だった。
「本当に迷惑かけてごめんね。」
「何、ハルほっといてたんだよ?!母親だろ!?」
「好きな人ができてー。結婚の話が出たんだけど、ハルのこと受け入れられないっていうから、説得に時間がかかってたのよー。」
「なんだ、それ!?」
「でも、ちゃんと息子として2人で育てようって話になったから、ハルを迎えにきたわ。今まで、ありがとう。」
「ありがとうじゃねーよ!」
「あの、本当にその人、ハルくんを可愛がってくれるんですか?」
今まで黙ってた爽が言った。
最初子供嫌いだったやつが、本当にハルを可愛がれるのか?!
俺も信じられない!
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