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そして、ハルを預かって爽と2人で世話をすることになった。
爽と相談して、送り迎えはできる方が行くことにした。
食事も手が空いてる方が作ることにした。
でも、やっぱりハルは俺に懐かないで、爽ばかりに懐いていた。
「そうくん。ごはん美味しいね。」
「そうだね。」
俺は、2人が笑い合うのを恨めしい気持ちで見つめていた。
ハルが寝たあと。
「なあ。お前は俺が好きか?」
「好きだよ。当たり前でしょ?」
「最近、会話もなかったし、スキンシップもなかったし。」
「そうだよね。でも、ハルくんがいるし。」
「じゃあ、俺はどうでもいいのか?」
「そういう意味じゃないよ。」
「じゃあ、どういう意味なんだよ?!」
「落ち着いて。」
落ち着いてられるか!
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