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「こんにちは転売ヤーさん。人のポケモンをパクって売るとか、人間じゃねえよお前ら。」
俺はポケモンハンターに皮肉を込めてそう言った。
飛び蹴りを喰らわして、タコ殴りにしながら。
「おいこら犯罪者なんとか言えやごらぁ!」
しかしポケモンハンターは何も喋らない。
いや、俺が喋れなくしてるのか。
失敬失敬笑
そこへジュンサーが来た。
そして手錠をかけた。
ポケモンハンターでは無く俺に。
俺に手錠をかけたのだ。
「おいこら無能国家権力!なんで俺が手錠付けられてるんだ。俺はゴミカス転売ヤーことポケモンハンターを…犯罪者をボコしてるだけだろ。犯罪者にはそれ相応の罰を下すのが普通だろ。」
するとユキが俺に追いついてきた。
「おお、良いところに来たユキ。この無能国家権力に俺の無罪を証明してくれよ。ポケモンハンターじゃなく俺に手錠かけやがったコイツ。」
と俺はユキに助けを求めた。
そしてユキは
「バジュラさん、悪を成敗したい…そのあなたの気持ちはよく分かります。ですが、今そのポケモンハンターに暴力を奮っていたのはあなたです、なのでこうなったのは自業自得と言えます…ですが、ここは助けてあげましょう。…お願い、お父さん。」
そう言うと、どこからともなくキュレムが現れた。
キュレムは
『ヒュラララ』
と言ってこごえるせかいを繰り出すと、ジュンサーをはじめ辺りにいた人々はパキパキ…と氷付き、そしてキュレムがバジュラにかけられた手錠を壊す。
ユキは
「ありがとう、お父さん。」
と言ってキュレムをボールに戻し、
「行きましょう、バジュラさん」
と言ってバジュラの手を掴みながら走って行く。
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