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「もう、一体あなたは何なの!?
…と、ここでこのまま口論しててもしょうがないわね…。ねえ、あなた、お父様を…プラズマ団に捕らえられたキュレムというポケモンを助けて!お願い!」
「お前、ポケモンを親父だと思ってるのか。…まあいいや。お前はプラズマ団からキュレムを助けたい。俺はプラズマ団をボコしたい。利害の一致って事で。」
と言った。
「あ、そういえばお前、プラズマ団のアジトみたいなところ知ってんの?」
と、割と重要な事を聞いた。
「え?このビルじゃないの?」
「な訳ねえだろ。キュレムをこんな所に監禁するほどアイツらもバカでもねえだろ。やってる事は外道そのものだけどな。そしてそもそもこんな小さなビルにキュレムを監禁は物理的に無理だ。」
と言った俺。
続けて、
「プラズマフリゲートに囚われてるんだろうけど…、それが今どこにあるか何だよな…。」
と言った。
すると、ユキが
「したっぱの団員が話していたのを聞いたんだけど…そのフリゲートはセイガイハシティのそばに停めてあるとかって言ってたわ…。だから、その周辺を探せば見つかるかもしれないわ。」
と言う。
「んじゃ、シメに行くか。」
と言い俺はリザードンを出した。
「え?何でリザードンを?」
とユキが聞いてきた。
「飛んで行くに決まってるだろ。」
「え!?電車とかバスとかを使わないんですか!?」
と聞いてきた。
「電車やバスだと時間にならないと来ない上に人身事故とかあると滅茶苦茶遅延するぞ。それより、空飛んで行った方が圧倒的に早く着く。なにせ時刻表なんて気にしなくて良いからな。ただ一つ問題もあるな。」
「飛んで行くことにですか?」
「は?お前何言ってんだ?リザードンは一人乗りだぞ。俺のギャラドスは飛行タイプではあるが、空を飛ぶは覚えない。覚えさせてる奴がいたらソイツは改造している。そしてガブリアスは出来なくはないが、低空飛行だ。なんならめっちゃ早く走ってることあまり変わらない。適当に空を飛ぶを覚えるポケモンゲットしてこい。」
と俺は言った。
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