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拒否権という言葉は知らないらしい
今、どこにいますか?
現在幼なじみは元気にしているのだろうか。
幼なじみの蒼井翔太は私の初恋の相手である。
いつも元気でサッカー部部長というリーダーシップのある男だ。
クラスのみんなからも人気でいつもクラスの中心にいた。
だが、高校は別々になり翔太は寮生活のためあまり会わなくなった。
18歳になったとき恋心を捨てようと決心し、新しい出会いを求めていた。
しかし20歳の誕生日を迎えた今日、死にそうです。
玄関に黒いスーツを着て、銃口をこちらに向けている男性が居た。
「会いたかった。」
銃口向けて言うな。突然の発言に思わず本音がでそうになった。
「俺、蒼井翔太。覚えてる?てか、覚えてなかったら殺す。反社になったんだけど、癒しが欲しいから持って帰ろうと思って。」
「はい??」
え、反社?暴力団とか犯罪組織とかのこと?
てか、癒しってなんだよ。
思考が停止しそうになったが、とりあえず
幼馴染が反社の人間になって帰ってきた。
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