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それからは、マジーナと奥さんとセイラーとロメロで暮らすことになった。
昼間はマジーナとロメロがマジーナの本来の職業である楽器を修理する仕事をして、セイラーは家で出来る範囲の家事の手伝いをした。
夜になると、マジーナと奥さんが楽器を奏で、セイラーが歌いロメロは踊り、とても楽しく過ごしていた。
そのうちに戦争は終わったが、団長は行方不明になりサーカスが再開されることはなかった。
ロメロは、本格的に楽器の修理の仕事をマジーナに習うことにした。
しかし、セイラーは簡単には働き口は見つからなかった。
セイラーは故郷に帰った方がいいのではないかと、マジーナに相談した。
「それも致し方ないかのう。」
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