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さらにアリーチェの父から提案がなされた。
「セイラー君、どうだろう。セイラー子ども合唱団の活動を私達に支援させてもらえないだろうか。活動資金を援助したいのだよ。」
隣でアリーチェの母も微笑んでいる。
アリーチェは驚いた。
「お父様、本当に‥よろしいのですか?」
アリーチェの父は大きく頷いた。
セイラーの家へと向かう途中、ロメロから合唱団の運営をするのにセイラーが貯金を使っていること、それだけでは続けていくのが難しいと悩んでいること、また、普通の仕事が出来ないためアリーチェのことも不安を感じていることなど、色んな話を聞いていたのだった。
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