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 声をかけられ振り向くと、そこには私が大好きな俳優がいるではないか。しかもイケボで話しかけられた私は失神しそうになった。 「た、た、竹野内……? 」 『大丈夫ですか? 』  倒れそうになった私を抱きかかえる彼。  間近にある俳優の顔を見て、ついに鼻血を吹き出した。しかもタラー……じゃなくブシャーッと。 『うぉっ!! ちょっ! 大丈夫ですか?』  私の鼻血まみれになった彼はそれでもかっこ良くて、鼻血も滴るいい男……などとうっとりしているとそのまま意識を手放した。
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