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勘弁してほしい。
担任の星は、声がうるさく自称生徒想いの教師だそうだ。
友達が居ない1人ぼっちの僕に声をかけてきたので、友達ができないことや、虐めにあっていることを伝えたことがある。
そのときの返答が、
ーーーそれはお前がお前自身をきらっているからな、だれも友達になりたいと思わないだろ。
そんな言葉が出てきた。
この自称生徒想いの教師は
どっちかというと
いじめてきた側の人間。もしくは、いじめの現場を見て止めにはいって、てさらにややこしくしてきた側の人間だろう。
人間、経験のないことは教師すら教えられないのだと知り、相談する相手は選ばなくてはならないと知った13才の初夏だった。
さらにお願いしてもないのに担任の星は。うちの親に僕が上履きをかくされていること、仲間外れにされていることを内通してきた。
「琢磨、いじめにあってるの? 」
その夜は家族会議となった。
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