遺影の家
6/6
読書設定
目次
前へ
/
6ページ
次へ
家の大規模な解体が始まった初日。 現場責任者が仏間に入って来て、作業員に指示した。 「その壁に掛かっている遺影を全部、取り外して。親戚の方に渡すから」 「わかりました」 作業員は、遺影を一枚一枚丁寧に取り外し、最後の一枚を手にした時、思わずつぶやいた。 「まだ若いのにねえ」 微笑んでいるアキラだった。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
19(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!