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藍「そう見える?自信なんて全くないよ。
でも慧くんには言っておかないとなって。」
藍は柔らかく笑い、慧はその笑顔をじっと見つめた。
慧「本気なんですか?あいつの事。」
藍「当たり前じゃん。
俺は本気じゃない子に好きだなんて言わない。」
慧「……俺、あいつにキスしました。」
藍「……そうなんだ。どう?
それで少しは夏波ちゃんに意識してもらえた?」
慧「なんか性格悪くないですか?
あなたのお父様はいい人なのに……。」
お互い一歩も譲らず、言い合いがヒートアップする。
藍はあくまで笑顔を崩さない。
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