Goodbye Happiness -24-

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8. " A Main Entertainer 真打 "  もし、育に頼むのなら認知の件は自分の口から言うからと 家族から直接、育に言うのだけは絶対止めてほしいと口止めした。  そんなゴタゴタ続きの我が家に一報が入った。  いとこおばからの電話だった。  おばは、うちの母親とは子供の頃からの付き合いで馬が合い、時々家にも 来るし、電話もかかってくる。  それは一報というより、いつもの長電話のついでのような話し方で 話の最後に、又従兄(またいとこ)の哲っちゃんが少々長患いになるかも しれないという話をして、いとこおばは電話を切ったらしい。     この又従兄は奥さんの浮気で離婚していた。  もちろん哲っちゃんは、独身の今もおばたちとは一緒に住んでおらず 都心から少し離れた郊外に自分の家を建てて住んでいる・・のだけれど。  私が通える近場の病院じゃないと、見舞いに行ってやらないという おばの発言により、てっちゃんは今、実家寄りの病院に入院しているらしい。  そりゃあそうよね。  日々のこととなると確かに距離って大事だよね。  こんなこと言うと、不謹慎かもしれないけど・・気晴らしもあって 私は両親たちとは別の日にてっちゃんのお見舞いに行った。        ◇ ◇ ◇ ◇ ◇   「こんにちはぁ~、どうですか?」  「おっ、久しぶりじゃん、そっちこそ元気か?」  
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