Goodbye Happiness -24-

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14. " He's Popular With The Ladies. 大モテ 2 "    そしてさとみも、例外ではなく、すぐにそういう関係になった わけだが・・。  しかし、将来に向けての付き合いができるのかと問われればお互い 単に身体だけの関係で終わりそうだった。  彼女にもこの点は確認してからの関係で、彼女も今だけの 関係で構わないということだった。  なので景子のことは落ち着いて考えられるようになったら やり直す方向で再婚のことも考えなきゃなぁ~、その頃までには さとみさんとの関係も清算しないといけないしなぁ~、、などと 俺は余裕をかましていたのだが。        ◇ ◇ ◇ ◇ ◇   翌月からばったりと景子が家に通って来なくなったのだ。  最初は体調でも崩したのかな? くらいに思っていたのだが 1か月が過ぎても彼女が俺の部屋に訪れることはなかった。  景子が自分の前からいなくなったことで、均衡が崩れたのか 別れをどう切り出そうかと思案していたのが嘘のように さとみとの関係は自然消滅してしまった。  片方だけが執着して揉めることもなく、で終わり、内心 俺はほっとした。  景子がいなくなり、気がつくとさとみも前を向いて 歩み始めたようで、俺は本当の独身に戻った。  モテ期到来で女には不自由しなかった。  しばらくはふたりのいない穴を補うように時々彼女たちの うちの何人かとたまのデートを楽しむ生活に突入していった。    
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