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不思議なもので、今まで1年間知らなかったのに2年になったらリサは青山仁をよく目にする様になっていた。今までもいたのだけどリサは全く気にしたことがなかっただけなのだが。
よく会うようになったと思うのは隣のクラスになったせいかもしれないし、青山仁とよく一緒にいる『ひーくん』がリサの親友アヤの彼氏だからかもしれない。
確実なのはリサは青山仁を意識していると言うこと。
ちょくちょく会うせいか(会うと言ってもひー&あやの絡みの流れ)顔見知りになっていた青山とリサは、梅雨時期には会釈をする仲になっていた。
高校生で会釈というのも渋いがリサにはそれが精一杯。
始業式の日の、あの下着の中がジュンとなった経験が恥ずかしくてまともに顔も見れない日々が続いていた。
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