偉関西流・麻雀理論forじゃんたま

第壱夜：ハウスルールによって勝ち方も変わる

　しかし、じゃんたまの【順位点】では勝手が違うのです。
　ヨンマなら、1位+15・2位+5・3位-5・4位-15。
　サンマなら、1位+20・2位+0・3位-20という設定ですね。

　つまり、常に1位を狙うのではなく、【ひとつでも高い順位になる事】と【順位を逆転されない事】を重視すべきなのです。

　例：サンマ（持ち点35,000）オーラス：親1位53,500・子2位26,000・子3位25,500という局面だったとします。

　子の跳満直撃でも【不動の1位】が約束された親は、倍満以上の大物手を警戒しつつ、アガるなり、流局なりで【アガリ止め】を発動させてしまえばいい簡単なお仕事ですね。

【返し】ならば、2位3位は、親から倍満直撃or三倍満ツモという厳しい条件をクリアして１位を狙うか、傷を浅くするために手頃なアガリ（裏ドラ込みで満貫以上の可能性があれば文句は言われないと僕は思いますが、最低ラインは人それぞれ違います）を狙う事になります。
　当然ながら、1～2翻(ハン)の安手でアガろうものならヒンシュクものでしょう。