第七夜:他家の鳴きから得られる情報

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第七夜:他家の鳴きから得られる情報

 打ち筋を確立できてきたら、盤面全体に目を向ける余裕を持てるようになりましょう。  できれば【(ホー)=捨て牌の列】の見方から覚えたい所ですが、情報量が多いので、外堀から埋めましょう。  まず、盤面全体から読み取れる情報として、他家の鳴きの見方を考察します。  鳴きが成立すると、メンツが公開情報になります。  この時、鳴いた方角の牌が横向きになり、誰から、どの牌を鳴いたのかが分かるようになっています。  これは、後に解説する【鳴かれても捨てた事実は消えない】という【現物】の見方に関係してくるので、今は頭の片隅に留めておいて下さい。  例えば、【下家(シモチャ)=右手の席】が、自分から鳴いた場合は、公開されたメンツの左側(自分から見て下側)が横向きになっています。
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