第拾弐夜:スジと引っ掛けは紙一重

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 リャンメン・ノベタン待ちは、アガれる牌の絶対数が多く、ツモれる確率も高い。  リーチという【次でアガるぞ】という宣言は、警戒心を煽り、黙テンと比較すると放銃してもらえる確率を下げてしまいます。  その代わりに、1翻役として成立する上、一発・裏ドラという点数UPの権利がある訳ですね。  リーチするなら、少しでもツモりやすい待ちにしたいのが心理。  偉関西流では、テンパイ即リーチが基本なので、リャンメン待ちでなくともリーチを掛けますが、雀士によっては、リャンメン待ち以上でなければリーチを掛けない人も居ます。  つまり、4.5.6のどれかが現物ならば、対応するスジは、リャンメン・ノベタン待ちだとロンされないという根拠になるという訳です。  少し派生して、1.7が現物ならば、中間の4もスジとして成立します。
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