第拾弐夜:スジと引っ掛けは紙一重

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 安全度は下がりますが【遠スジ】という見方もあります。  3.4.5.6.7ピンという三面待ちならば、2.5.8ピンでアガれます。  ツモれる確率も高まり、リーチを掛けたくなりますよね。  この場合、2ピンが現物なら、5.8ピンが【(とお)スジ】となります。  2ピンが現物である以上、3.4.5.6.7の三面待ちだとロンできません。  ですが、6.7ピンのリャンメン待ちだと、5.8ピンでロンされてしまうので、スジすら無い時の【僅かな根拠】程度の考え方です。  そして、スジに関する現物が全く無い部分を、危険な【()スジ】と呼びます。  実戦では、かなり多くの数牌が【無スジで当たり前】、手牌全部が危険牌に見える事もしょっちゅう発生します。  そんな時は、潔く勝負!  偉関西流では【運試し】として、不要牌を【ツモ切り】します。  不要なロン牌を掴む日は、運が悪いッ!→勝負控えめ?  ロン牌を掴む事なく、追っかけリーチでアガれる日は、運が良いッ!→ガンガン勝負しよう!  運の流れを読むオカルトも必要なのが麻雀です。
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