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頭を掻きながら椅子に腰掛ける。周りの皆も声をたてて、笑った。
「清子さんたら、何、慌ててるの?」
「もう娘さんが恋しくなった?」
「やっぱり女の子は可愛いよね。羨ましいわぁ」
皆、口々に好きな事を言う。
「もう、やめてよ」
顔が赤くなる。
やだ、やだ。恥ずかしい。
「さあ、仕事、仕事」
誤魔化すために、わざと大きな声で言った。
そんな私を見て、南さんがニッコリと微笑んだ。
「皆、一区切りついたら休憩しましょう」
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