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誰が天下を獲ってもおかしくないこの状況の中で最後に笑うのは一体誰なのか。日々戦の跡が残る中、果たしてこの先平和な世の中が訪れるのか。
それを知っているのはずっとずっと未来の人間だけ。
現在この時を生きている人々が抱くのはまた明日も生きていたいという切実な思いと、大切な人の無事を願う心からの想い。
もし、いつ収束するのかわからないこの世の中を救ってくれるかも知れない風穴がどこからともなく現れたら、人はどうするのだろうか。
気づかずに通りすぎるのか、自ら手を伸ばすのか。
未来を変える事が出来るかどうかはその人次第……なのかも知れない。
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