完全自給自足（ドルドリキャラクターこぼれ話）

交換ノートと、プロフィール帳のはなし。

職場の同期で、私と同じくらいマイキャラを作っている人がいた。
その人とマイキャラの設定の話で盛り上がり、「二人でなんかやったら面白いんじゃない！？」って勝手に私が盛り上がって始めたのが交換ノートである。

みなさま、交換ノートはご存知ですか？友達同士で回すやつですよ。「恋バナ」とか「今日のニュース」とか書いてあるやつですよ。
それも面白そうだったのだが、ページ数が少なくて一巡で埋まる恐れがあったので（当時、私のマイキャラが6人、同期が8人だった）、罫線も何もない無地のノートでやることにした。

マイキャラが好きそうなシールや付箋を買って、貼って、その子が書きそうな字で、その子が書きそうな内容を書く。

「マイキャラになりきって交換ノートしませんか？」

そんなトチ狂ったお願いを快く受け入れてくださった同期に感謝する。

↓交換ノート1ページ目。装飾が少なめ。書かれている情報も少ない。

プロフィール帳も同じような流れだ。
私が小学生の頃流行っていたプロフィール帳を、今やったら面白いんじゃないのって思って、作った。
二種類。
※背景など、一部にフリー素材を使用。wordです。

書いた。（↓は当時ノリで書いたもので、執筆に際して少し変えた設定もある。家族構成とか）

楽しかった。元々名前しかなかった子たちに、姓名判断のサイトを駆使して名字も付けたし、漢字も考えた。2種類とも12人分書いたよ。先述の同期にも書いてもらったよ。

空欄を埋めるうちに、どんどんキャラクターの設定だけが固まっていった。なんとなくのストーリーやキャラクター相関図もできていった。
今まで書いてきたのは（交換ノートも、プロフィール帳も）、執筆活動を再開する前の出来事である。

ゲームにハマったことで（ゲームセンター休業により、時間を持て余した影響もあるがw）、小説を書きに戻ってきて、しかもアイドルを題材に長編を書くことになるとは思わなかったなぁ。
風が吹けば桶屋が儲かる。
アイドルゲームを与えれば、みかんが小説を書く。

そんな感じで始まった、作者初めての長編小説「アイドル・ドリーム」よろしくお願いします。
（もし本編未読の方がいらっしゃれば、そちらを読んでいただけるとめちゃくちゃ喜びます）

https://estar.jp/novels/25866415