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「それなら、ちょっと黙って待ってろよ? 仕事の邪魔したら、そこでゲームオーバー。コンティニューなし」
これはゲームなんだろ。俺を落とせるか落とせないか。俺は落ちるのか落ちないのか。そういう攻防が始まるってことだ。
「わー! ダメダメ! はい、大人しく待ってます!」
ヒロは焦ったように床に正座した。あとから足が痺れたって騒ぐんだろうな。面白いからそのままにしておこう。
俺は何度目かの正直で、画面に集中する。
そうだ、この曲の仮タイトルはGAMEにしよう。
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