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「晴子さん!」
「…え?」
森くん?
「お久しぶりですね。この16年間は本当に長かった。」
何言ってるのこの人?
「ささ、君たちも彼女にとても会いたがっていたじゃないか。
いつまでそこで飛んでるつもりだ?」
何に話しかけてるのこの人。
その時だ。
小さな3つの光がふんわりと目の前に飛んできたかと思えば、
それぞれがぐんぐんと大きくなって、背が低い3人の女性が現れた。
そして、
「会いとうございました!王女さま!」
とそろって言った。
声も出ない驚きとは、こういうことを言うのだろう。
私はまじまじとその3人と森くんを見ながら
これまでの出来事を整理しようとした。…できない!
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