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さっきまで冬子と話してたし、やっぱり夢じゃないはず。
でも王女って。久しぶりって。会いたかったって。
…ダレ??
と、森くんが口をひらいた。
「とりあえず、ここでこの姿は目立ちますから、目立たない体になって
王国に戻りませんか?」
あ、よく見たら3人の妖精?だけじゃなくて、森くんまで羽が生えてる。
「晴子さんは、いや、スマイリング王女は、小さくなれますか?」
スマイリングって。
「念じてください。体よ小さくなあれ、と。」
気づくと、4つの小さな光が目の前に漂っている。
なんか逃げても意味ない気がするし、やってみよう。
んー。
ぐんっ、ぐんっ、ぐんっ…。
見える景色が変わっていく。
いつの間にか、3人の女性と森くんが、自分と同じサイズ感で目の前を飛んでいる姿がはっきり見えるようになった。
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