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朝はいつもこうだ。
起きるのが苦手で、
どんなに早めに目覚ましをかけても、目がしっかり覚めたころには
学校に遅刻する危機が迫っている。
何度かは、いつもなら6時半にセットするところを、5時にセットしてみたが
パジャマを脱いで、また着る、脱いで、また着るの繰り返しをやって
母から笑われた。
ある時は、短パンを無理やり頭からかぶろうとしていた。
「はあ～なんで学校ってこんな早起きしなきゃいけないんだろう。」
「そんなこと言ってないで、はやく学校に行きなさい！」
「はあーい。
いってきまーす！」
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