ありふれた、あたし達の話
2/11
読書設定
目次
前へ
/
11ページ
次へ
飼っていた犬が死んだ時、泣く人なんていなかった。 だってそう。いつか死ぬってわかっていたので、コピーを作っていたから悲しくなかったのだ。家族は。 私だけ、部屋に籠って泣いた。 なんて、悲しい『生』なんだろうかと嘆いた。 未来の、私の運命と一緒。 私が死んでもきっと、誰も悲しんではくれないのだ。
/
11ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
54(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!