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不器用ちゃんと器用くん
あるところに、ぶきっちょな不器用ちゃんという女の子がいました。
不器用ちゃんが苦手なことは、家庭科の授業でやるお裁縫、体育の授業で走ること、理科の授業でやる実験、、他にも数え切れないくらいたくさんあって、毎日が大騒ぎ。
「不器用ちゃん、もうすぐしたら階段があるから、つまづかないようにね!」
「不器用ちゃん!後ろからボールが飛んできてる!よけてよけて」
「不器用ちゃん、今日の給食のおかず分けて配るの、わたしも手伝うよ〜」
「不器用ちゃんーその物質と液体を混ぜたら危ないよ〜」
何にもないところでもよく転んで怪我をする不器用ちゃんでしたが、運の良いことに、周りのお友達が優しかったおかげで、なんとか毎日を無事に過ごせていました。
「みんな毎日ありがとう〜 ごめんねー
あ、痛タタタ…また、こけちゃった。」
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