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「え?え?どうしたの速水‥‥」 腕の中に居る神崎は凄く焦っている様子だけど、俺は神崎を抱き締めてるってだけでドキドキしてる。 どんなにこの神崎を抱き締めることを夢にみてたか‥。 神崎の匂いがすぐ近くにあり、幸せになれる。 「‥‥神崎ー。そんな顔されると、期待しちゃうんだけどー。」 「っ!!あ、あのっ」 本当に神崎は焦っているみたいだ。‥‥‥‥可愛いだろー。 神崎の顔が見たくて抱き締めた身体を離してみると、神崎の顔が真っ赤だった! やばい!こんな近くで可愛い神崎が見れるなんて!! 「あ、あの速水。き、期待‥‥‥しても良いよ‥」 語尾がだんだん小さくなって小声だったけど、俺の耳にははっきりと聞こえた。 その言葉が信じられずに、呆然としていると心配したのか神崎が見つめてきた。 「は、速水?俺も期待していいのか‥‥?俺、速水のこと‥」 俺は、その言葉の続きを聞かずに神崎の唇に噛みついたように俺の唇を重ねた 「んっ‥‥は、はやみっ」 神崎は焦ったみたいだけど、俺は嬉しくて続けた。 神崎が口開いた瞬間に自分の舌を押し込んだ。 びっくりしていて逃げようとしている神崎の舌を捕まえて絡ませた。 「‥ふっ ‥んんっ」 神崎は、立ってられないらしく無意識に俺の制服を掴んで寄りかかってくる。 抵抗していないから、俺と同じ気持ちなのかな? そうだったら、どれだけ嬉しいのか。 俺は、神崎の腰を支えて唇を離した。
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