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異変
トラウマ
煌莉は公立高校に進学し、セーラー服を着て通うことになった。そこには陸子ちゃんや同じ中学校からは誰も行っていなく心細かった。
パパのためにアルバイトをしないとっては思っていた。
パタン。煌莉は視界が真っ暗になって救急車に運ばれた。
ここは……どこ?煌莉はどうしてベットに寝てるの?
しばらくするとパパがやってきて先生に頭を下げていた。こうなったのは私の責任です。
しばらくして退院することが出来たが声を出そうにも掠れて声が出ない。パパとは家にいるのに筆談で会話することになった。
土曜日、パパと一緒に精神科に行くと過度のストレスで声が出ないからゆっくり時間かけていきましょうと言われた。
煌莉は何を食べても味がせず、何だか生きるのが辛くなっていた。
煌莉はパパにあの肉じゃが食べさせて……。そうメモ帳に書いて渡した。
するとそれまで出なかった声が出るようになった。
掠れた声でパパ。煌莉、声が出るようになったよ。
煌莉、よかったねと抱きしめてくれた。
その日の夜、寝ている煌莉の脳裏にママがやって来た。パパを宜しくね。
煌莉はその様に聞こえて夢でもまたママに会えたことがとても嬉しかった。
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