奥州紀

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奥州紀

涼しき夜に笹の擦れる風の音がかまびすしいほど静かなり。奥州藤原三代の栄華はその笹の音の静けさの幻か。燦燦と降る星の煌めきは優しかった。 ロトマービン笑った 平泉の夜             尾奈木 香菜 
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