中話 大量生産品

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 私は自宅に戻った。大量生産も少量生産もパンには変わりないか、私は1つ知識を得た。  そしてもう1つの知識は、わからないこと迷いは解りそうな方に聞いてみなさいだ。わからないまま悩み考え抜くも1つだが、それについて知りたいなら、アクションを起こさないと迷いの袋小路にはまってしまうことだ。  これが解決しないと、自分をどんどん思考の不安で、追い詰めてしまうからだ。それくらいなら、何か没頭出来る事で忘れるのも1つの手だと思う。  美味しい親方の手作りパンを食べて、スイーツであるフルーツ盛り合わせセットのパッケージを開く。イチゴとパイナップル、メロンから成るフルーツ盛り合わせの、カットフルーツをフォークで1つ、1つと、口へ入れていく。フルーツ美味しい。  そしてまた親方の所で働く、何気ないパン屋の売り子である私は平凡を満喫していた。
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