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「こんにちは」
またまたよく知る声が聞こえた
「誰」
やっぱり私だった
私とそっくりの私だった
「パラレルワールド系の小説っていいよね」
同感だがそんなことは聞いていない
「私はあなた。でもね、私は運が良かったから、あの日事故にあってないの」
「ほんっと危なかったよ。もし事故に遭ってたらあなたになってたんだから。あの日から今日まで……もう一年も経つのか、眠る羽目になってたんでしょう? これから目覚める保証もないしさぁ」
「明日文化祭なんだ、例のアレで去年は出来なかったけど、今年はなんとか出来るの。まぁ外部の客はこれないんだけどさ」
「羨ましい? 」
「……羨ましいよ、本当は、、私だって、、、手に入れられるはずだったのに!!」
「……かわいそうに」
私が消えた
「……マジで何しに来たんだよ」
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