イレギュラーとの戦い

1/1
前へ
/1ページ
次へ

イレギュラーとの戦い

次々とイレギュラーになっていくレプリロイド達。そのレプリロイド達の所へと向かうX、ゼロ、アクセル。そのレプリロイド達は自分自身の意思とは関係なくイレギュラーになっていた。そのレプリロイド達とX、ゼロ、アクセルは戦い始める。イレギュラーはどんどん増えていく。強いレプリロイド達もイレギュラーへと変わっていく。激しさを増していく。強いイレギュラーがより強いイレギュラーを生み出し始める。強いイレギュラーとXが戦うと強いイレギュラーはまだ意思を持っていた。まるで抵抗しているかの様に。ゼロ、アクセルも強いイレギュラーとの戦いで意思を持っていた事を感じとる。ゼロ「気づいたか。アクセル。今のイレギュラーは意思を持ったままイレギュラーになっていた。」アクセル「うん。あのレプリロイドはイレギュラーであってもそのイレギュラーから変わろうとしていた。」X「強い意思を持つイレギュラーを減らすことでイレギュラーが減るきっかけを生み出す事があるかもしれない。」強い意思を持つイレギュラーを狙い始めるX、ゼロ、アクセル。すると次第に強い意思を持つイレギュラーだけがサイバーエルフへと変わり始める。X、ゼロ、アクセルとは戦ってもいないのに。今度はXの目の前のイレギュラーがサイバーエルフへと変わり始める。ゼロ、アクセルの目の前でもその現象は起き始めた。サイバーエルフが増える度にイレギュラーも増えていく。その時上空にスペンサーが現れた。スペンサー「お前達がイレギュラーハンターか。X、ゼロ、アクセル。」X「君は一体何者なんだ?」スペンサー「俺はこの戦場に現れた唯一無二のイレギュラーになる事の無いレプリロイドだ。」アクセル「スペンサー。君がイレギュラー達を生み出したのか?」スペンサー「それは俺が原因ではない。奴らは勝手にイレギュラーになっていた。むしろイレギュラーを生み出しているのは奴らだ。それより良いのか?もうすぐサイバーエルフが消滅するぞ。サイバーエルフはレプリロイドの魂そのものだ。」消滅していくサイバーエルフも多い。だが生き残ったサイバーエルフ達は一つとなり新たな強いイレギュラーへと変わっていく。ゼロ「そのサイバーエルフとやらの寿命は少ないのか?それとも消滅するのが当たり前なのか?」スペンサー「確かにサイバーエルフの寿命は少ない。何故ならサイバーエルフは長い間レプリロイドの姿を維持できないまま消滅していく。消滅するのを防ぐ為に一つとなりより強大なイレギュラーを生み出す。」アクセル「君はサイバーエルフの事に関しては詳しいんだね。それなら君をサイバーエルフにして消滅させることはできるのかな?」スペンサー「俺がサイバーエルフになる?果たしてお前達がそんな事ができるのか?」X「少なくとも君をサイバーエルフにして消滅させればイレギュラーが生まれない可能性もある。」ゼロ「強大なイレギュラーなら俺に任せろ。X、アクセル。お前達がスペンサーを消滅させるんだ。」X、アクセルはスペンサーと戦い始める。スペンサーは次第に強さを増していく。スペンサー「そうだ。これだ。この強さだ。俺が出会いたかったのは。」強大なイレギュラーが一体もいなくなった。ゼロもスペンサーと戦い始める。だがスペンサーの強さにX、ゼロ、アクセルは立ち向かえなくなっていた。スペンサー「どうした。お前達の強さはそんな者ではないだろう。もっと強さを魅せろ。」Xはアルティメットアーマー、ゼロはブラックゼロ、アクセルはホワイトアクセルへと変わることで強くなっていく。その強さを受け止めるスペンサー。限界を超えていく戦いの中でスペンサーがサイバーエルフへと変わり始める。だがXアルティメットアーマー、ブラックゼロ、ホワイトアクセルも満身創痍になっていた。スペンサー「素晴らしい。俺が本当にサイバーエルフになるとはな。」サイバーエルフとなったスペンサーがより強大なイレギュラーへと変わり始める。立ち上がることもできなくなるブラックゼロ、ホワイトアクセル。Xアルティメットアーマーはイレギュラーとなったスペンサーと戦い始める。スペンサーはバスターを受けても維持し続ける。そのイレギュラーを。だが限界を向かえるスペンサーが苦しみ始める。ブラックゼロ「アクセル。今ならスペンサーを消滅させれるかもしれない。」ホワイトアクセル「ゼロ。僕もイレギュラーハンターである以上イレギュラーを消滅させるチャンスを見逃さない。」再び立ち上がるブラックゼロ、ホワイトアクセル。ブラックゼロは幻夢零を撃ち、ホワイトアクセルはチャージショットを撃った。それを受け止めるスペンサー。Xアルティメットアーマーのノヴァストライクが限界を超えた威力を生み出しスペンサーを貫いた。消滅していくスペンサー。さ迷うサイバーエルフも消滅し始める。イレギュラーが一体もいなくなった。戦いを終え平和な世界を維持し続けるX、ゼロ、アクセル。人間とレプリロイドが平和な世界を生き続ける世界がいつまでも続いていく。X、ゼロ、アクセルの運命と共に安らかな平和な世界は続いていく。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加