9人が本棚に入れています
本棚に追加
道俗嫌悪。
変な癖が有る。自分にできない事が出来る人間を好きになり、自分と同じ同類を嫌う僕が居る。
余程、ライバル意識強いんだな?と身内に言われた。
そう、たしかにそれはそうなんだ。
自分はきっと、知識に於いては、誰にも負けない絶対的な自信がある。どんな著名な、高名な、医者や、政治家、それに長けた論客達にすら、決して引けは盗られない、絶対的自信がある。
何故、そこまでそんなに自信家になってしまったのか?
僕が歩んできた人生で、辛いことや悲しい事が無かったわけではない。
それはどうでもいいとしてー。話を戻す。
問題は、相手のロジックに、つまり言葉で騙されない様に気を付けて居る。
人は相手を説得するスキルとして、論じる事をしなければ、相手は引き下がらないと思い込んでいる。されど、それを可能にする為には、相手の要求を満たす必要がある。
その為の勉学は怠らない。
そもそも、相手に対する妬みや嫌悪は、相手が自分より劣ると見誤った、誤解から生じている訳だから、逆に、その不快な感情が、起こる背景には、くぐもった自身の認知の歪みが生じて居る、可能性が高い。
ネット情報、Twitter情報がそもそも、正しいかどうかより、自分の都合の良い意見をリツイートして居るに過ぎない限り、決してネット情報では、心は晴らせないし、寧ろ、益々妬みや憎悪は増幅する。
人の幸せを妬む訳は、自分が本来優れて居る筈なのに、と言う、自己顕示欲から起きているのだとぼくは人生経験から学んでいる。
そういう傾向の有る人間は、間違いなく、近づかない方が良いタイプだろう。
ネットだけに居ると思いきや、現実にも確かに居る。
彼はきっと、ぼくのいうことをどうして聞いてくれないんだ?と思って居る。
信じられない人間の言うことを何で聴くんだ?と僕は、疑っていた。
信じる迄、聴くしかないじゃないかー!!
そんな当たり前のことを僕は、随分遠廻りして辿り着いた。
中々、辿り着けない答えだった。
最初のコメントを投稿しよう!