ワクチン接種

前置きが長かったのですが、このような訳で全国民がワクチンを打てる状況に。優先順位は次の通り。

1、 医療従事者
2、 高齢者
3、 基礎疾患者
4、 高齢者施設の従事者
5、 それ以外

私は5のそれ以外、それ以外の中でも一番後回しになる層。私も忘れた頃に打てるぐらいの気持ちでいたのだった。

1、2、4に知り合いがいるのでワクチンの話はすぐに耳に入ってくる。一番よく聞くのが副反応の辛さ。1、2、4に共通するのが「肩が痛いし、上がらない」私は四十肩みたいなもんだと軽く考えていた……　だが、実際に経験するとこんなのではなかったと痛感するのであった。1、4に共通するのは「発熱」「関節痛」打ってから大体10時間前後で発熱の上に体が怠くなるとのこと。

そして迎えた忘れた頃、八月の上旬。私達の年代にワクチン摂取の順番が回ってきた。
私は健康優良児であるせいか（笑）、かかりつけ医と言うものが存在しない。そんなわけで市民病院での摂取を希望。

朝イチでパソコンの前でスタンバる。野球やアニソンライブのチケット取りを思い出す。知り合いに「ワシはパソコンが使えんからワクチン頼む」と何回か頼まれていて手順はわかっているので、僅かな躊躇いもなく余裕で行けるだろうと気楽な考えでいた。現に頼まれたときはスンナリと予約することが出来たからだ。

だがしかし、9時の受付開始から「混み合っています」「もう一度やり直してください」のループ状態。前の予約を担当した時は「自分で直接電話する」ってパターンが多かったのか、ネット予約はあまりなかった様子。時が流れてネット予約の方が効率がいい上に、ネットをバリバリ使える年代も予約に参戦すればこうもなろうか……

ワクチン予約は命をかけた椅子取りゲームのようなもの。皆、必死にもなると言うもの。
チケット取りは取れなくても死にはしないが、今回は取れなければ死に繋がる、命懸けのF5連射にもなろうものよ。

結局、市民病院の予約枠は撃沈。ワクチン接種を行っている近所の小規模病院も予約枠は撃沈。九月まで無理かなーと諦めていると、救いの手が。