6人が本棚に入れています
本棚に追加
用語全録
■三大国
・アマク
荘厳な大地と大空を望む雄大な大地の国。のちの2大国家をつくる大元となる。三大国のなかで一位を誇る軍事力をもち、人口が最も多い。シクワ=ロゲンと三大界平和議会の本部がおかれている国であるがゆえに権力の中枢となっている。
・ブルワスタック
海底にある国。異国情緒あふれる幻想的な水の国。アマク人のミカイロ|エナス率いる一族が、初めて水中壁都バデンシアをつくったことが起源とされている。美人が多いことでも知られている。
・トロレル
かつてアマクの国の移民によってつくりあげられた国で、アマク国の独立運動から対するアマク国とは犬猿の仲。三大国のなかで一番歴史が新しいが独自の文化を築き上げている。未だ手つかずの大自然が残っている。
■三大界に存在する守護主
・スワシとレシン
アマクを守護する守護主。双頭の獣といわれる。太い四肢に、うっすらと生えた羽毛。するどい牙、鳴き声は重圧で、目は暗闇でも赤く光る。左の頭が紅蓮の炎をはく。
・マスチュート
ブルワスタックを守護する守護主。千の目を持つ水母。水で幻影をつくりだし、人間の心を試す。触手は切っても再生する。
・アカチュラ
トロレルを守護する守護主。巨大な2本の腕が生えた赤色の大蛇。
■三大太陽
・アギルとペサ
アマクに存在する不思議な太陽。大きく輝く丸いアギルの中に、ポツンと黒いシミのような太陽ペサがあさまっているような見た目。ペサはアギルの表面に現れるシミだとされている。例えとして、虫食いリンゴやハチの巣など、地域によってその差がある。
・モス=バレル
トロレル界に存在する内部太陽の総称。グレリヨン(中央小惑星)内部にあるとされる、巨大なボネルバン石から放出される熱エネルギーが離脱して単独の球体になったもの。グレリヨンの衛星ともよばれている。内部太陽は小さな光球ではあるが威力がすさまじい。地底内部の生態系を支える重要なものであり、トロレル人にとって神聖な存在でもある。トロレルの国旗に描かれているように、内部太陽はトロレルの象徴。
・ドク
ブルワスタックに存在する水中太陽。水壁のまわりを動いている。
■世界三大組織
・三大界平和議会
三大国にもうけられた巨大な国際組織。傘下にシクワ=ロゲンや中央情報局や三大界捜査局をもち、その影響力は絶大で民からの信頼も厚い。善なる組織とされ、表社会と牛耳る存在とされる。
・ガンフォジリー軍
いにしえの悪人ユン|ガンフォジリーの意思を引き継いだ悪の団体。ガンフォジリーの呪によってあらゆる時代に存在し続けた王位ガンフォジリーを継いだ者が組織を統括している。基本理念は「征服」「破壊」である。最大の目的は三大界の全てを統治することにあり、ブユの暴走を起こすこともまたしかりである。
・トルザ=クドナイ
平和議会とジリー軍どちらの傘下にもはいらない秘密結社。星宝の太陽の石台を所持し、武器の密輸や奴隷商を行う危険な団体。予言に記された滅びない大地に巨大都市をかまえ、多くの会員を抱える。彼らは予言にしるされた新時代のおとずれを待ちわび、様々な人種の人間たちを集めて独自の社会ルールのなかに当てはめている。つまり、彼らもエシルバ(アバロンの騎士)が現れたことに感謝している。彼らはジリー軍も平和議会も敵視しておらず、自分たちに利益があれば味方にもなる。
■一般用語
・カノティーン
アマクの国木。アマク界の総面積のうち、約7割をおおっている木の総称。
カノティーンには枝分かれした種が7種現存している。樹冠下部は横広がりの太い枝。樹幹上部は天にむかってゆるやかな曲線をえがきのびている。樹幹は通直。耐火性が非常に高く、根を逆さにしたような見た目。最大の特徴は、同じ種類のカノティーンであれば、切断面と切断面をつなぎあわせることができること。カノティーンは、芯のロダスタがつながっている限り、枯れないとまで言われている生命力の高い植物。
・ロラッチャー
空飛ぶ車のこと。浮遊機。世界のリンブスとして名高い商社世界「リンブス」のナンバーワンシェアを誇る量産の浮遊乗用車のことで、すべての浮遊機を指す言葉となった。
・ブユ(星)
三大界が存在する惑星。意思があるといわれる。
・ブユ=ブー
ブユの力を持った能力者のこと。
・シクワ=ロゲン
三大界平和議会を大元に持つ国家の中枢。
・シブー
シクワ=ロゲンで働く役人の呼び名。主に尊敬の意味を込められて使われている。
・シクワ=ロゲン使節団
三大界平和議会の平和文書によって明記された「三大界の平和」に基づいてもうけられた、公式の国家平和象徴外交団。ブユ=ブーの高い素質をもった者、または特殊な特異能力をもったメンバーで構成される。また、三大界の平和と正義の守護者という平和の象徴である肩書きももつ。いわば、国民のヒーロー。
・三大必需品
国家試験を合格したシブーのみが持てる道具。
1、ガインベルト
銀色のベルト。真ん中の銀盤には三大国の象徴が刻まれている。ベルトの別名は特殊型ブユ変換具。身につけた物はブユエネルギーを行使することができる。
2、バドル銃
ガインベルト同様、もしくはそれ以上にセンスが求められる武器。刹那の剣とも呼ばれるこの武器は、歴史上稀な実態のない刃として名を残している。銃と剣の二種類が使い分けできる。
3、ゴイヤ=テブロ
元々軍事用として開発された通信機器だ。一般向けにも似たような通信機器が出回っているが、ゴイヤ=テブロはさらに専門性と相互性に特化したもの。
最初のコメントを投稿しよう!