一目惚れほど怖いものはない

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「可愛くイケたね」 イケるってなに 荒い呼吸が抑えられず体験したことのない変化にギュッと目を閉じた 「・・・や・・・あぁ・・・やめっ」 「ここ?・・・それとも、ここかな」 ジクジクした付け根の熟れた突起を擦る指に裏腹な身体は痙攣を始める 逃れようと捩る脚も簡単に押さえられてしまい その強い刺激から逃れられない 「・・・ぁぁ・・・っん・・・ふ」 「うさぎ、可愛い・・・ まずはゆっくり指で解していくからね」 強い刺激で熱い蜜を溢すそこへ 縁の長い指が侵入する 「痛っ、ぁぁっ」 「まだ指一本だよ?」 クスクスと笑いながら 具合を確かめるように クル、クルと内壁を擦る 「いっ、たい」 「ここ・・・かな・・・」 痛みしか感じない侵略は 気が遠くなるほど続けられる やがて・・・ 抗えないはずの身体も次第に反応をみせ始めた その様子を見ながら執拗な攻めが始まった 強い刺激が二箇所へと増えた所為で 身体中は熱を発するように火照り 獣のように甘く吠え続ける口は 閉じることを忘れてしまった 「うさぎ」 「・・・や、・・・だ・・・め」 「うさぎ」 「・・・むりっ・・・っ・・・」 解すなんて軽いものじゃない 執拗な刺激に呼吸の仕方さえ忘れ 初めての疼きに支配されていく 「二本に増やすね」 「はぅっ」 押し込まれた指が増えるだけで その圧迫感に息を飲んだ 「うさぎ・・・まだまだだよ」 変わらない柔らかな縁の声に恐怖心しかないのに それが 刺激の強い内壁が擦られるだけで何も考えられなくなり 「三本」 更に指が増やされた頃には 息も絶え絶えで意識を手放した
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