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「…はぁっ。何するのよ!!」
元の場所に連れていかれ、手を離された私はサングラスの男に叫んだ。
『柚那様のご命令なので』
と言い、走って逃げて行った。
「あ、ちょっと!!」
…柚那様って…佐久間さんはお嬢様か何かなの…?
どうしよう…和翔が……
『あ、海姫ー!!もう、何処に行ってたのよ!!』
私の事を探していたと思われる菜香に今起きた出来事を話した。
『え、本田が?…あ、見て!!』
上を見るとヘリコプターが和翔の居る方向へと飛んで行った。
「もしかして、佐久間さんが呼んだんじゃ…」
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