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「お迎えに上がりました!僕のお姫様!」
王子様が私を迎えに来てくれた。颯爽と草原を駆けて、私の元に来てくれた。
「さあ、行きましょう。この『はくば』に乗って!」
この瞬間をどれほど待ちわびたことか。小さい頃から白馬の王子様が私を迎えに来てくれる。そんなことを夢に見て…
「お嬢さんや。ご飯はまだかねぇ。」
うん、違う。そうじゃない。私が求めてるのは白「馬」であって白「婆」じゃない。
というか白い婆さんって何。可哀想だから降りてあげて。
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