2人が本棚に入れています
本棚に追加
某月間誌のインタビューで現行憲法九条二項の戦力不保持と交戦権否認を削除した2012年策定の党憲法改正草案を挙げ、「今の自民党案よりベターだ。自衛隊ではなく国防軍と明記したい」と提起し、中国や北朝鮮の軍備増強を国防上のリスクと位置づけ、先進兵器調達、研究開発と防衛費増額が必要とし、ミサイル防衛に関し、敵基地機能を一時的に喪失させる攻撃を可能にする法整備を訴えた高市氏は、軍拡を推し進めるに違いなく危険人物に違いない。だってそうだろう。敵基地機能を一時的に喪失させる攻撃を実践したら全面戦争に発展する可能性が極めて高いではないか。そう指摘すれば敵基地機能を一時的に喪失させる攻撃力を持てば相手の攻撃の抑止力となるではないかと反論するだろうが、テレ朝の番組でも、「敵基地を一刻も早く無力化した方が勝ちだ。使えるツールは電磁波(敵基地を無力化する程の威力というとEMPのことを言っているのか?だとしたら核だ。これは由々しき問題発言だ!)や衛星(これもEMP?)ということになる。敵から発射の兆候が見えた場合に限る。こっちから仕掛けたらダメだと強調した上で強い電磁波などいろいろな方法で、まず敵基地を無力化する。一歩遅れたら日本は悲惨なことになる」と断言するなど中国や韓国や北朝鮮の閣僚たちに知れたら非常に挑発してしまいそうな(既に彼らに警戒されている)、まるで中国や韓国や北朝鮮を敵視して挑むかのような非常に危険な発言をしている。一応、こっちから仕掛けたらダメとは言っているが、発射の兆候が見えた場合にはOKということは専守防衛に反し先制攻撃することになるではないか!それは取り返しのつかない有事に繋がることなのであってそうならない為には相手国に発射させるような軍備を持たないことだ。
しかしネオナチと喜んで記念撮影する事実からも分かるが、実際、首相になったら軍備を当然の如く整えるだろうし、靖国神社参拝は今まで通り続けると公言していることからも殉国者に倣って日本を守るべくお国の為に戦う意志が強く感じられる。そう言うと多少聞こえは良いが、実際、戦争になったら当人はイニシアチブを取るだけで直接戦うのは国民(AI兵器?)なのだし、本当に守りたいのなら軍備増強するのではなく友好を示して平和条約交渉をするべきだ。
ま、そもそもお国の為に戦ったとされ、英霊として靖国に祀られている者たちが本当にお国の為に戦ったのかと言うと、明治維新の志士たちは兎も角もそうではない。嘗て戦場で華々しく玉砕したとされる勇猛そうな神風特攻隊員達とて同じ事で、お国の為に死をも厭わず志願して入隊してくれたなぞという類の当時の上官だった者の誣言だったり詭弁だったり出任せだったり虚飾だったり捏造だったり大風呂敷だったりする偽証を基に偏執狂的なナショナリストである右翼の徒やらリバースオリエンタリズムの徒やらレートリケーの徒やら空想家の徒やら無知蒙昧の徒やら無明の徒やら無分別の徒やら半可通の徒やら一知半解の徒やら付焼刃の徒やら受売りの徒やら群盲の徒やら迷妄の徒やら曲学阿世の徒やら鶏鳴狗盗の徒やら有象無象の徒やら兎に角、これら似非知識人らの間で特攻作戦が美談の様に伝説化され、神話化され、それがマスメディアを通じて民衆に伝わる様になって久しいが、それは正に大本営発表を鵜呑みにして誇張して美化した誤報と言っても間違いないのであって、そりゃあ、誤報にある様にもし出撃前、その胸中を尋ねられたなら、お国の為に喜んで死んで参りますと大抵の特攻隊員は答えただろう。だけれどもだ、それは建前に過ぎないのであって本音は死にたくないのに、家族を残して死にたい筈が無いのに、況して愛する人がいれば、尚更で愛する人を残して死にたい筈がないのに、国賊にされたくない、家族を非国民呼ばわりされたくない、死んでからも皆と同様に扱われたい、皆と同様に靖国に葬られたい祀られたいという村意識も手伝って上官の無謀な命令に対し、皆と同様に逆らえない儘、已む無く入隊して出撃し、無駄死にしたというのが実際の所で如何にも武士道を心得ているようでありながら武士道の上の者にも意見する忠義の心に全く悖る、それこそ政府のイエスマンに過ぎなかったのだ。実際、勝てる見込みがない戦局の中で特攻しか勝つ戦法はないなぞという言語道断な無茶苦茶な愚案に上層部のほとんどの者が賛同し、一億総特攻をスローガンに掲げ、特攻作戦を実行に移していたのであって、それじゃあ降伏を先送りして其の分、犠牲者を増やすだけなのに下層部の者どもは言い付けられるが儘に唯々諾々と犠牲者となっていたのだ。時代が進んでも上から下まで斯様な非合理な理不尽な無分別な同調的な人々、詰まる所、俗輩に現実に私は囲まれて生きているんだと思うと全く虚しくて遣り切れなくなるが、思えば、私は分別の無い小さい頃、今の平和は偶々GHQの作成した平和憲法やアメリカの属国に成り下がったお陰である様なものなのに俗物どもと同様に誤報に化かされながら我ら誇るべき先人達が殉国したお陰で今の平和国家たる日本が有るのだ!みたいに神風特攻隊を崇めていた訳だ。全く馬鹿馬鹿しい。だってそうだろう、敵艦にミサイルみたいに体当たりして木っ端微塵になる事を、而も多くは敵艦に辿り着く事なく海の藻屑となってしまう事を崇めていた訳だから。武士道では死に値せざる事の為に死するは犬死と賤しめているが、正にそれだ。然るにそれを勇敢な最期と評する大馬鹿も居る位だから全く遣り切れなくなる。勇敢っていうのは、理性が伴うものなのだ。ミサイル野郎に理性なぞ有って堪るか!確かな分別を持ち、真剣に論語を読めば、勇とは義を為す事と悟るだろうが、ミサイル野郎が義を為す訳が無いだろう。亦、こんな事を言うと英霊を冒涜する気か!お前は非国民だ!国賊だ!なぞと大抵の人に非難されるだろうが、私はああいった時代の被害者を崇めていては我が国が再び良からぬ方角へ向かう恐れが有るから愛国心を込めて敢えて述べよう。神風特攻隊員は自分の良心に背く人間爆弾に過ぎなかったのだと。これが真実なのであって、お国の為なら死ぬのは怖くないと本気で思い、入隊し、出撃した特攻隊員とて同じ事で其の思いは良心ではなく国家主義の気運に乗っかった儘、周囲に付和雷同しただけなのだ。大体、何がお国の為だ!何が国に殉じるだ!何が玉砕だ!そこに大義名分なぞ有るものか!愚かな政府の支配の下で自分が国賊とならない為に家族が非国民とされない為に、そして何かにつけて神に祭り上げたがるお国柄故、軍神なぞと煽て上げ、謂わば、お前は既に神なんだから、お国の為に立派に死ねるな!なぞという支離滅裂な理屈をつけて無理強いする軍国主義たる政府の犠牲になって死んで行ったんだろうが!念を押して真実を述べる。神風特攻隊員は押し並べて愚かな政府の奴隷に過ぎなかったのだ!それを本物の武士だ!本物の勇者だ!なぞと崇める馬鹿も少なくないのだから日本人に途轍もない絶望を感じる。機関銃がずらっと並んで待ち構えている所へ竹槍だけ持たされて突撃!と命令され、そんな無謀な命令に機械的に盲従して突撃を繰り返していた事に対して先人達はよく戦ってくれた、先人達は勇敢だったと崇めているのと一般だ。実際、太平洋戦争末期、旧態依然とした陸軍大学校出の精神論根性論者であり、それが為に銃剣突撃、白兵戦に拘り続け、時代錯誤に陥った大本営無能参謀ども、こいつらに隷属する指揮官に絶対服従する日本兵はそれに近い有様だったのに大抵の人は真実を言う者に悪感を持ち、真実と向き合わず、レトリックを尽くし美辞麗句や綺麗事を並べ立て絵空事を言う眉唾物の似非知識人に好感を持ち、絵空事を信じてしまうから始末に負えない。嗚呼・・・美言は信ならずだ。真実を述べ続けると、勇者というのは非国民にされようが、国賊にされようが、投獄されようが、処刑されようが、戦争反対と叫ぶ者が勇者なのであって同じ死ぬのなら戦争反対と叫んで死ぬべきで皆と一緒に戦争に参加して死ぬ様な腰抜けが勇者な訳はないのだ。こう言うと、あの軍統制下の中で戦争反対!なんて言って逆らえる訳ないじゃないか!と突っ込まれそうだが、ガンジーみたいな勇者が現われて彼に皆が賛同し追従すれば、逆らう事は可能だったのだ。こう言うと、皆が非暴力運動することになって戦争を放棄する事になるじゃないか!どうやって国を守れば良いんだ!と突っ込まれそうだが、さっさと降伏すれば良かったのだ。降伏した所で侵略した領土が没収されるだけの話で本土の割譲を迫られる訳ではなかったのだから。これは結果論ではなくカイロ会談後、前もって宣言されていた事なのであって、それに従って悪の戦争で得た領土なぞ潔く返還すれば良かったのだ。況して降伏しなければ益々戦局が悪化する事が必至の状況だったのだから早いとこ降伏した方が良かったのだ。降伏って言うとカッコ悪いようだが、一億総特攻をスローガンに掲げ、本土決戦に備えていた、上は大本営の国体護持の鬼と化した頑迷固陋の低能無能参謀どもから下はそいつらに唯々諾々と従うしか能がなく国民義勇隊なぞと都合よく名付けられた奴隷兵卒どもまで、この馬鹿どもの方がよっぽどカッコ悪いと認識しなければならない!原爆を落とされてやっと自分らの馬鹿さ加減に気づいて降伏したのだから。謂わば、この馬鹿どもは国を守る為に戦っていたのではなく滅ぼす為に戦っていたのだ。こう言うと、必死に国を守る為に戦ってた先人達の事を何でそんな風に言えるんだ!と突っ込まれそうだが、当時の日本人は皆、大本営発表によれば、一億玉砕だが、事実上、一億全滅という気違い思想の囚われ人として戦っていたのだ。そんな者どもを弁護してどうなるというのだ。実際、危急存亡の秋に瀕し日本は絶滅の道を選んだのであって、どいつもこいつも正気を失い血迷っていたのだ。事の出所は軍国主義、国家主義、更に突き詰めれば、全体主義、集団主義だ。これが為に無理が通れば道理が引っ込むで政府が自分勝手に一億全滅を一億玉砕と塗り替えて物の道理とすれば、それが国民全体の真理になってしまうのだ。だから私は日本人の相も変わらぬ集団主義的全体主義的体質を変えない事には早晩、とんでもない事態にならないとも限らないと思うのだ。だってGHQの押し付け憲法だからって下手に改憲して戦後レジウムから脱却し、アメリカの属国から脱却したら明治大正昭和初期の国家主義に立ち返って仕舞い兼ねないではないか。最も恐れるべき事態は戦争反対と叫ぶ事の出来ない軍国主義たる世の中だ。ま、日本人は戦後、GHQの3S政策、取りも直さず骨抜き政策に因り愚民化してしまったからアメリカの属国から脱却する意気地なんてある訳ないとは思うのだが、万が一軍国主義の世の中になってしまっても我々はこう常に心得ておかなければならない。それを述べる前に私が何故これから述べる様な分かり切った事を態々したためるのかと言うと、今の儘では国が軍国主義になれば、大抵の人がそれに脆くも染まってしまい、分かり切った事を常識として捉えられなくなるからなのだが、では述べると、戦争は大量の犠牲者を生む大量破壊大量殺戮に他ならず如何なる理由が有ろうともやってはいけない事なのであって絶対悪という事を歴史が証明しているのだから遣らないに若くはなく戦争に反対する事こそが正義なのであり勇気なのである。
ま、21世紀になってドローンテロとかバイオテロとかピンポイント攻撃が主流になりつつあって大量破壊大量殺戮の戦争は時代遅れの感は否めないが、そういう事情も把握せずに事実上、軍拡を推し進める方針を打ち出し、河野談話を踏襲せず靖国神社参拝を続ける高市氏は、首相になったら中国や韓国や北朝鮮を常に刺激し、挑発し、戦争になり兼ねない一触即発の情勢に日本を陥らせる蓋然性が高い。本当に女なのに好戦的であるかのような発言を頻りにし、歴史修正主義者と言われてもしょうがない、正しく筋金入りの保守派であり右翼と言えるが、そんな者が同じく保守派にして右翼で、あの森友問題や加計学園問題や桜を見る会問題を抱え、糅てて加えて1.5億円取り半疑惑が掛かっている広島大規模買収事件が絡み、検察の再捜査に怯え、枕を高くしておちおち眠っていられない悪漢たる安部氏のアベノミクスを継承し、それもスケールを大きくして継承、と言うのは常識的に経済復興を考えるなら個人の経済力引き上げを目指す筈なのに松下政経塾で学んでいながらマクロ経済学を知らないらしくプライマリーバランスを無視して日銀に金を刷り捲らせ、軍事費、国債、国の運営以外では主に潤沢な投資家や上場企業経営者や株主に行き渡らせた上でCPI前年比2パーセントアップを目指し、それでは当然、経済成長には繋がらずスタグフレーションを引き起こし、個人の賃金は上がらず富裕層しか儲からないのに委細構わず貧富の格差拡大路線をより拡大して歩もうとしているのだ。金融緩和するとか中間層を再構築するとか国民に優しい政策をするとか言っている癖にだ。その裏で弱者蔑視して社会福祉予算を削ろうとしているのだ。兎に角、言えることは首相でありながら国の為になることを考えず自分の為になることばかり考え、利権を求める余り日本を駄目にし、自民党を腐敗させた安倍政治を引き継ごうとしているのだ。そして元の生活に戻したらコロナで年間100万人死ぬというシュミレーション結果が内閣官房から発表されているのにそれを知らないのか無視しているのか定かではないが、コロナが収束に向かっていると言う菅氏や麻生氏のアホ発言を信じているらしく今までの検査隔離を徹底せず自宅放置させる極めて杜撰なコロナ対策しか出来そうもない。そんな高市氏の総裁選出馬した記者会見をユーチューブで見た国民の多くは、単におっさんより女性にやらせたいという気持ちがあるし、政治のことなんかほとんど分からないものだから時折見せる笑顔に好感を持ち、巧言令色に籠絡されたのと何と言っても衆議院議員任期中にやりたいし、自分の都合、つまりオリンピックの時に自分の汚職疑惑が事件化すれば政権与党の前総裁に関わる疑獄事件になり、そうなると海外から東京に目が無数に集まり、メディア関係者が云万人招致されている中で自分が身柄拘束される有様を晒してしまい、恰もクーデターか内乱が起きたかのように映ってしまうからこんな時に何で検察は動くんだと国民の批判が検察に集中する、その事態を世論の後押しがないと動けない検察は当然避ける為、捜査は出来ない、そう踏んだのでIOCのバッハ会長に頼んで一年遅らせてオリンピックを無理矢理開催させ、高市氏が有利になるよう、河野氏が不利になるよう陰で根回する安部氏に、オリンピックの広告収入や持続化給付金の中抜きをやって儲けた借りがある電通のネトウヨ部隊によって書き込まれたSNSの書き込み欄を見てマインドコントロールされたから高市氏の動画にグッド評価が集まり河野氏の動画にバッド評価が集まってしまっている有様なのだ。
斯様にフレームアップされネガティブキャンペーンされてしまった河野氏の方がまだマシだと私は思う(石破氏がなれば一番いいんだが)。世界的防衛思想の潮流から外れた高市氏の敵基地攻撃能力を重視する発言に対し昭和の概念、短絡的な議論と的確に批判しているし、高市氏と違って靖国神社参拝を拒否しているし、安部氏が煙たがるだけあって金持ち優遇を避け、マクロ経済を重視しているようだし、政界の異端児と言われるだけあって全然媚びた態度を取らないし、河野談話を踏襲しているお陰で中国に好意を持たれているし、カーボンニュートラルを目指しているし、腐敗した自民党を変えようとしているし、ワクチン担当大臣の経験を活かしてコロナ対策も高市氏よりは巧く出来るんじゃないかと思うし、何と言っても経団連や経済産業省や財務省や電通に反発されるリスクを冒してまでも核燃料サイクル事業を見直しする方針を明らかにしたからだ。何しろ政府が福井のもんじゅを廃炉に決定したにも拘らず、プルサーマル計画を立て、それを実行した場合、徒でさえ使用済み核燃料を再処理する際、プルトニウムを取り出すのに何十兆円というコストがかかる上、新たにMOX燃料を作る必要がある為ウランとプルトニウムを混合する工程に於いて余計に莫大なコストがかかり糅てて加えて核燃料再処理工場が事故や故障が多く正常な稼働が見込めないのに自民党の保守派の間で核兵器保有を夢見ている者が少なからずいるから核燃料サイクル事業を実施しようとしているし、日本は全国各地に核の地雷が埋まっているようなもので各原発の核燃料プールは何処も経団連のエゴが詰まったように使用済み核燃料が満杯で核燃料再処理工場の原材料プールも同様に満杯なので、もし大地震か何かの原因で一部が崩れて冷却水が漏れてメルトダウンしたら怪我の功名で偶々大惨事に至らなかった福島第一原発事故のレベルでは済まされないことが惹起して日本全土の三分の一位に亘って放射能汚染が広がり致命的な大惨事に見舞われ、海も放射能汚染され、海洋生物にも甚大な被害を齎すから核燃料サイクル計画撤廃は何が何でも早急に取り組まなければならない事業なのだ。何しろ下北半島の太平洋沖の海底にある大陸棚外縁断層の総延長は150キロメートルもあるらしく、これが動いて大地震が起きれば、核燃料サイクルに使う予定の六ケ所村再処理工場のみならず東通原発やむつ使用済み燃料中間貯蔵施設や大間原発にも被害が及び、東北地方や北海道一帯を被曝させる危険性を孕んでいるのだ。
ここまで読んで河野氏を支持せず高市氏を支持するのは狂愚と言わなければならない。ま、兎に角だ、この冬は誰が首相になろうとも大変なことになりそうだが、子供の喧嘩じゃないんだし子供の喧嘩で済まされることでもないんだから攻撃的になるのではなくて仮令、平和条約を締結する見込みがなくても常に友好を示さなければいけないと私は思う。
最初のコメントを投稿しよう!