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🦅「 きのうは、
青、赤、ピンク ?
黄、緑 … たぶん、
5色くらい
だったの、にな ... 」
🌼「 今日は、
ですね ... 」
佐藤は、
珍しく、マリンを楽しませてやろう
と来た、東京タワーが美しく見える
芝公園のベンチで、ぼそっと呟いた。
🌼「 でも ...
私、このほうが
好きです ... 」
🦅「 そうか ... 」
ふたりは、静かに、
その大きな姿をしばらく
下から眺めている。
佐藤は、少し疲れていた。
高井の弱みを握ろうと、
営業事務経験もある、
自分の考え通りに動かせる、
マリンを、
社長室へ、高井のすぐ側へ、
と、考えたのは、自分なのに …
そのせいなのに、
出向先のグループ会社で、
再び、独りになった佐藤は、
大きな體なのに、気弱に ?
自分だけ、
取り残されたように感じて …
ベンチのふちにチョコンと腰かけ、
マリンに甘えるように自分の背中、
左半分をマリンの胸につけ、
凭れ掛る …
聡明で、賢く、美しい、けれど、
佐藤よりもヒトマワリ下のマリンは、
🌼「 フフフッ♪ 課長 ?
重いんですけど … 」
🦅「 お💦っ ! そうか … 」
それでも、
マリンは優しいタッチで、
佐藤の背中を、なでてやる。
佐藤は、
そんなマリンに安らげたのか…
自分の考えをマリンへ認めさせる。
🦅「 … なあ …
どうだ …
社長室は … 」
🌼「 … ええ、ご一緒の、
ミオンさんは、
事務経験はないそうなので、
書類には弱そうで …
ですから … まぁ、
これからですが …
私、いまは、秘書課長から、
ファイリングを頼まれる
事が多いので、
紙ベースの書類を、
スキャンして、ひもづけ、と、
PDFで保管してるんですけど、
その中から、面白いのが、
出てくるかもしれません … 」
🦅「 … そうか … 」
🌼「 あ ? 課長、その指 … 」
暗い中でも、
マリンは、
ちゃんと佐藤のことを見ていて、
だから、それに気づく。
🦅「 ん ? あぁ … 昼かな、
コピーの紙で、
切ったみたいだ … 」
それは、
ジョウブそうでブットクてカタイ手、
だから、佐藤がなんとも思わない、
たかが、小指のあさい切り傷。
それだけ … マリンは、
佐藤への思いが強いのか、
🌼「 私、
テープ持ってます … 」
マリンは急に躰をよじり、
🦅「 あ ? 大丈夫だ、
もう、血は出ないし … 」
マリンに甘えていた
佐藤の、背中と一瞬、離れる。
マリンは横に置いていたバッグ
を傍に寄せると、
🌼「 ダメですよ
ほら…
みせてください … 」
ソッ、と、右手で、佐藤の手を取り、
自分の眼の高さまで上げさせると、
要領よく、左手で、
自分のバッグから取り出した
傷用テープをサッ、と、
手際よく、
捲きつけた。
佐藤は、口角を上げ、嬉しそうに、
マリンに任せて、静かにしている。
🌼「 いいですね、これ!
また、みせてくださいね 」
🦅「 あぁ … 」
マリンは、しばらく、大事そうに、
その佐藤の小指を両手で包み、
和かな優しい笑みを浮かべ、
ゆっくりと自分の胸に引き寄せた。
いま、
自分のモノを佐藤のために使えて、
まるで …
自分を佐藤の指に絡ませたように、
そう、デキタ、ことが、
嬉しそうだった。
そんなマリンは、
何事にもちゃんとする女性、で、
内面のそれだけではなく、
街なかを1人で歩いていると、
その
✨美しさは二度見をされるほど、
なのに、
なら、きっと、魅力的な女性で、
マリンが、振り返ってやれば、
ついてくる男はたくさんいるだろうに、
自分が、焦がれている相手には、
こんなにも、けなげに、
なるものなのか …
それとも、
佐藤は、それほどの、男なのか、
なら ?
それほどの佐藤は、なぜ、
女には不器用なのか …
🌒
✨🗼...
―
🌕!
°˖✧☆✧˖°*.
✨🗼
『 ガばッ! 』っと、スバヤク、
ミオンの✨ 上に!なり、🐺!
その ✨🌺 カラダを押さえつけ、
🌺⁉「 きゃ! 」
🐺『 ... ✨ もう ...
いいダロ ✨ ...
... ✨ 大人しくしろ ... 』
✨🌕♡!◜✧˖✨°*.☆.* °.
◜🍸✧˖*✨★°*.🌓*☆◜✧˖°🏩*.
―
°˖✧🌺◝(⁰▿⁰)◜✧˖°🌺
ミオンは、 🥍
何も知らなかった。
開発部に配属されたばかりの新人のわり
にはスタートから、ビギナーズラックに
助けられ ? それからもイイカンジなま
ま、成績はトップクラスで、
はやくも、
🥍
自分の仕事を楽しんでいた、
そんな入社1年目の冬までは …
🥍 ✨🌱
まだ小娘のように、無邪気で、
✨🌱!若さを武器に …
✨🌱
そんな居心地が良かった処から、上司の
Hippo 課長の泣き落としで、急に、全く
知らない処に異動させられ、
✨🌱
ミオンの最初の任務は、
当時、営業本部長だった
高井が、
( 社長の動向を探るため )
新しく設置した、 ✨🌱
社長室前通路の端の、
受付に置く、花、なのだから、
ミオンは ✨🌺! 美しくて、
そこに待ち受ける、 👠✨!
クールビューティーの、
先輩社長秘書さんにも、
負けない、👊!
気の強い娘 、と、 ✨🌺
Hippo 課長に謂いつけた、
✨🌺
ミオンは、
高井が探していた ✨ モノ …
( ミオンはそれを知らない! )
だから、
異動先のそこで、
なにも知らなかった、🌱✨ まだ、
社会人1年目の 🌺✨ ミオンは、
🌱✨
✨🌺
たった独り、静かな、ただ、
やたらと広い社長室 floor で、
ポツンとしていて …
そんな自分に、 ✨🌺
たった、独り、だけ、 👔✨
🌱✨
( ミオンが孤独に耐えられなく
なってきたそのタイミングで、
それが判る高井は )
🌱✨ ミオンの、気分がハレる、
明るい、華やかな花を贈り続け …
💴♡
👔✨°˖🌺✧✨◝💐◜✨✧˖🌺°
💴♡
🌱✨ ミオンの、 👔✨
目の前を素通りするのではなく、
登場する度に、ちゃんと、立ち止まり、
🌱✨ ミオンの、前に立ち 👔✨
ミオンをキチンと、見て、
優しい ✨ 声を掛けて、
🌱✨ ミオンが、まだ知らない、
ここでの事を教えてくれたり、
🌱✨ ミオンは、 👔✨
独りで頑張っているからと ?
直属の上司でもないのに ?
💴♡
✨ ご褒美に !
💴♡
✨🚗---!
🌱✨ ミオンを、連れ出して、
高井の自慢の高級車に、
シンデレラ ✨ 気分で乗せて、
💴♡
🌱✨ ミオンに、 👔✨
🍨 美味しいモノ 🍝 を食べさせ
てくれたり、✨ アクセ ✨ なんか
も買ってくれたり、
💍✨👗✨👜✨👠✨
💴♡
🔱 エグゼクティブな !
大人の 👔✨ 魅力で、包み込み、
🌱✨ 優しくされた、から、
💴♡
🐺...
そんな高井に、すっかり、オチて …
まだ若く世間知らずなミオンは、
高井を、自分の全力で、満足 ✨
させるように動く ✨ モノ ✨ と
なった。
°˖✧🌺◜✧˖°
🏢...
そう、🐺 高井が仕掛けた、
この会社の、お家騒動でも、
それよりも前にも …
✨🌺
📅📅...
まだ 、 ✨🌺
社長室前の受付にいた頃、
には …
それなりに 🌺 気の強い ミオンは、
「 高井亜弥 」と刻まれた
名札を胸に着けた、だから、🌹✨
亜弥が高井の「 妻 」だと判っても、
✨🌺
自分の前に立った、
( 高井を不信に思い始めていた、 )
自分を視に来た 🌹 亜弥に対し、
✨🌺
わざと ? 無神経に、
無邪気に、特別 ! ✨🌺
自分に優しく接する高井の
°˖✧ 惚 気 ✧˖°を、
吐いたことがある。
✨🌺
( それは、🏹 効果的に、
🔱 高井にとってはタイミングよく )
💴♡💴 💴♡💴
✨🌹✨ 気高い亜弥は、💥
💴♡💴
そんな、あつかいをされている 💐
ミオンは鏡に映った自分のように思え、
そして、高井のなにも分からないまま、
振り回されている茉由を気の毒に思い
ながら …
💐
高井と 💥 別れることを、
💥 自分から決めた …
このとき、
🔱 高井は、最後まで、
自分から、は、動かずに、
亜弥の考え通りに ✨🌹✨
🔱 させたようにし、
✨🌹✨
亜弥を、
🔱 キズツケルことも、
追い込むことも、
🔱 なにもしなかった …
だから、
🌹✨
🐺 高井は、これ以降も、都度、
仕事で亜弥に華を持たせることで、
この本社でいまも仕事を続けている
亜弥に、
🔱 自分の仕事を依頼できる、
✨🌹✨
仕事上の 🔱 信頼できる、
パートナーの✨ モノ✨ として、
🔱 その関係を
いまでも保った、まま、
🌹✨
( まんまと、🔱 すんなりと ?
亜弥とは別れることができた )
これも、
🌺✨ ミオンと、🌹✨ 亜弥と、の、
2人の性格を知る、
🐺 高井の 🔱 計算なのかどうか …
°˖✧🌹✨◜✧˖°
°˖✧🌺✨◜✧˖°
こんなミオンにとっては、
🌷✨ 茉由の存在は、いまのところ、
マナー研修でミオンがお世話になる、
離れた floor の本社研修会場の責任者
( 他部署 )の、上司のまま、
だから、
ミオンは、まだ分かっていない …
そんな、
✨🌺 ミオンと 🐺 高井の仲を、
社長室で、 °˖✧ 💝 ✧˖°
「 魅・せ・つ・け・られている 」
🌼✨ マリンは、
高井の、
いまの、お気に入りは、
この、🌺 ミオン 🌺 だと理解する 。
🐺 高井は、
🌺✨ ミオンとの仲を
🌼 マリンに魅せつけ、る、ことで、
マリンの、
🌷? 茉由に厳しく向けられていた
👀!目を、逸らさせ、
再び、
マリンを ⚡ 刺激する事もなく、
茉由とは、これで、
( もう、いまは、
亜弥とは別れて独身だし、
茉由も夫を事故で亡くして
独身なので、当時とは
違っているのだし ) と?
🔱✨ 上手くやっていける、と、
思っていた …
🌷 ? ⇦ 🐺
🌷 ? 茉由は、
自分の知らないトコロで、
こんなに、高井が画策していても、
そんなことには、
なにも気づけずに、
ドンクサく、て、不器用だから、
自分からは、ナニゴトモ、行動は、
起こせずに、
ヒトに言われるまま、
されるまま、の、ことが多く、
( あの、昔、高井との事が
無意識の中でも影響していて、
それを認めさせるかのように
社会人になってからは
制裁のような、
上司の無慈悲な判断も
トラウマになっていて、)
強い ! モノに、合わせるのが
精一杯、なのだが、
それも、
🦅 ➤ ? 🌷
🦅 ...
佐藤は十分に解っているから、
自分のことを、
―
🦅!
『 茉由が決めていいんだぞ … 』
―
とは、謂ったものの、
そんな茉由を放ったままにせずに、
ちゃんと、自分をワカラセル !
圧をふりまき ? に、
( グループ会社に出向中は、
高井の眼に触れることもなく
自由に動けるので、 )
🥦🏠 🚙---!
🌷?
茉由の家に、また、入り込む。
🎏 ... ♨...
今日は、子供の日に合わせ、
菖蒲湯を、と、やってきた。
🚿🛀…
🚪...
👵?「 あら ? 佐藤さん、
随分とよく気がつくのね !
菖蒲、お花屋さんで ?」
佐藤が突然、訪れても、
家を守る茉由の母は、
スグに玄関のドアを開ける。
🦅「 あ ? いえ、
スーパーで買えました …
それに、これ ? 柏餅と、
笹団子 ! なんか、
柏餅は、
白あん、粒あん、
こしあん、味噌、
いっぱい!
味が、あるんですね、
それ、面倒だから、
いろいろ買ってたら … 」
『 ガサガサッ!』
🏬...
🎁🎁
👵「 あら ? こんなに ⁉ 」
🦅「 はい、ま !
『 僕 ! 』 甘いの、
好きなんで ❣ 」
👵💦「 で も 💦…
こんなに ❣ 」
大きな紙袋が、
想像以上に重いほど …
女の子を育て上げた母には、🦍?
この、💪㊚ 佐藤のワイルドさが、
😲! 驚きで、新鮮で、
やけに楽しい ❣
🦅?
🌓✨🦉?
🥦🏠
それに …
いま、茉由の2人の息子を 👦👨
茉由に代わり支えている、
この母にとっては、
主人の居ない、生活では、
この、 🦍?
… ドカドカドカ っ … は、
家の中の良い風通し、と …
㊚ を知る ?
🔍! 参考サンプル、で ?
佐藤の存在は、助かり …
なにかと、勉強にもなっている。
だから、佐藤は気づいていないが
実は、茉由の母には、
自分アピールは必要なく、
🦍?🦅?🐻? 歓迎されている。
🧦…タタタタタ…
👦「 ぁわ〰 😲!
スゴイ ! なに ?
👀! この 🛍 ふくろ …
はいってるのこれ …
これ ? におい ?
これ ? このにおい、
🍂 はっぱ ? から
におうの ?」
さっそく匂いにつられて、
弟が走り寄ってきた。
👵「 フフフ!
あらあら … 」
🦅「 なんだ ?
知らないのか ?
そう、
桜餅の葉も善い香りだが、
この柏餅も、いい香りだろ ?
あ ? 笹の方か ? ほら !
👋こっちにこい !
よいしょっ !」
👦「しってるよ !
子供の日だもん 」
🦅「 ハハハハ!
そうだな ! 」
「ガサガサ」
👍… ひょい⤴ …
佐藤は、ワザワザ、
挨拶などすることもなく、
紙袋を渡すと、 💪㊚
右腕で軽々と抱き上げ、
左腕は大事な大切な子を、
落とさないように、 ✋!
その小さな腰にあてがって、
🚪...
ドアが開けられたままの
リビングへ進む。
👵「 そうね、
笹の香りの方が
強いかもね 」
佐藤の後に続き
廊下を進みながら、
佐藤は、来客のハズナノに、
バーバは、自分の孫を
👐そのまま預ける。
茉由が、この家に、
まだ帰宅していないのに…
🦅…ハハハハハ…
👵…フフフフ…
👦…キャキャッ!…
ここでは、もう、こんなに、
和やかな、空気で、室温は
アガッテいて、しかも、
もう、ずいぶん大きくなった
お兄ちゃんですら …
🧦...!
佐藤の声が聞こえたとたん、
自分の部屋から、 🚪… パタン!
と飛び出し、リビングに出てきて、
👨「 あ ? 俺 !
笹だんごが良い ‼ 」
と、思春期の難しさもみせずに、
佐藤を受け入れる。
👊!🦅「 お ! じゃ …
また … 」
そんなお兄ちゃんに向かい、
ニヤケ顔の佐藤がいたずらっ子の様に
対戦を申し込むと、
👎👨「 ヤデスヨ、
早食いはしません、
これ、喉つかえたら
ヤバイじゃん ! 」
お兄ちゃんは、
呆れながらも笑顔になり、
🦅…ハハハハハ…
👵…フフフフ…
👦…キャキャッ!…
👨…フッ!…
🦅!( ^^)! 👵(^^#)
👦(*’▽’) 👨(*^-^*)
🦅「 そうか ?
つまらないな ~ !」
佐藤は、眉を上げ、
残念そうに呟いた。
そんな佐藤の気持ちを、
お兄ちゃんは受け入れ、
👨「 あ ! せっかくだから、
俺、風呂のお湯
替えてきます。
菖蒲 ! 持っていきますね」
🦅「 ぁあ ! タノム !」
🧦💦
…トコトコトコ…
🦅「 … そうか ?
早食い競争は、なしか …」
👦「😩 つまんないね !」
佐藤に抱きかかえられたまま
の弟も口を出す。
🦅「 ま ! お兄ちゃんの
云う通りだぞ、
喉につかえたら、
大変だからな !
よし ! 風呂で遊ぶか ?」
👦「 😘 うん !」
👵「 そうね … お風呂ね!
先にどうぞ …
菖蒲は精油成分が
含まれているから、
私も、あとで、
楽しみに、
入らせていただくわ
お餅は、パパさんにも
お供えに出して、
それからでも
良いでしょ …」
🦅「 はい、
そうですネ …
あ ! お母さん、
『 僕 』お腹減ってるんで、
晩飯 🍚🥢 いただいてって
🥢! 良いですか ?」
🥢🍚🥗🍖?
🎏...
茉由の母は、静かに、遺影の前へ、
? 粽ジャナイ ?
なぜか ? 笹だんご ? と、
柏餅をお供えする…
👵「 えぇ、もちろんよ、
ちょうど、これから
用意するところなの、
お米『 5合 』
🍚🍚🍚🍚🍚!
セットするわね !
フフフッ♪ 」
🦅♡「 はい ! 遠慮なく 🥢❣
ゴチニなりまーす !」
👵「 そう ! 🥢✨
お箸も買っておいたの、
いつも、お客さん用の
使っていたでしょ !」
🦅「おっ !
嬉しいです 😀。✧♡
ありがとうございます !」
👐👵「 ウフフ でしょ!
お茶碗もね、🍚!
お丼 🍜 もね、
小皿 🥗 もね …
買っちゃったのよ !」
🦅👌「 ぅわ! 😜 じゃ ‼
ちょこちょこ
メシ、🥢 喰いに 🍚✨
寄らせてもらいます !」
🦅… ハハハハハ😀…
👵… フフフフ😊…
この2人だけでも
こんなに話は弾み ♬♫♪
なんだか、なにごとも、
こんなにスムーズ ?に、
茉由が居なくて、も、
家の中では困らない程 ?
🦅
🏠❔
佐藤はすっかり、
ここに馴染んでいた。
🦅✧˖°*.
°˖✧🌷*.
🚪...
「 バタン !」
🌷「 ただいま … 」
!👀🌷…
😲!え💦? 翔太 ?…
茉由は玄関に入ったとたん、
大きなサイズの 👞👞!
ビジネスシューズに気づき、
「 ハァ--- ! 」っと、
大きなため息をつき、
🌷💦.… や・め・て・よ ! 😫
自分の家に!帰ってきたのに、
いきなり 凹む、ぅ~⤵
茉由は、まだ、
なにも決められないまま
グズグズしているのを、
まるで催促されたように思い、
(´ε` )
… ふ ----!…
家に入るのにも、
気が重くなる。
👠👠💦
🌷… 😩 なんで
いつも勝手に …
茉由は自分の家 ! なのに、
なんだか、静かに靴を片付け、
静かに廊下を進み、
誰にも気づかれないようにと、
なぜか ? 気をつかってしまう。
🌷…どうせ … 翔太は …
茉由は、
佐藤が家族の中に溶け込み、
タヨリニされ、茉由が
帰宅するよりも ?
きっと、
家族にも待ち焦がれられ ?
て、いたのだろうと、
✖✖
… 嫉妬する ?
✖✖
🌷… 😩 いやだな …
✖✖
佐藤を、この家族から
引き離せない事は十分に
分かっていても、こうして、
✖✖
茉由の知らない間に、も、
入り込んでいる佐藤に、
茉由は、困惑し、
✖✖
やきもち + 不信感 ?は、
つい出てしまい、
✖✖
大切なモノを、横取り、
されたような?
✖✖
大切にしていた、 !👞👞
花壇に ? ずかずか 💥
踏み込まれてしまった
ような …
✖✖
そんな気持ちが .。o○
出て「 ヤダな … 」は、.。o○
ドンドン大きくなるカンジで.。o○
🌷… ぅうううう 😓 …
✖✖
なにか、
💫 スッキリしない 💫
✖✖
だから、分かっていても、
今回も、きっと、
「 翔太、ありがとう ! 」が、
言えない。
°˖🌷✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°🌷
✖✖✖°*(。-`ω-)✖✖˖°
きっと、
佐藤には、今回も、
✖✖
微笑みすら魅せられない。
✖✖
🌷『 ただいま ! 』
それに…
茉由は頑張って声を出したが、
やっぱり !
待っていてくれるハズの家族は、
誰も出迎えない。
✖✖
🌷… トボトボトボ …
聴かせようとしたのに、哀しくも、
それも予想できてしまう。
✖✖
🌷「 … そ ? 」
✖✖
だから、我が家に帰って来たのに、
諦めモードで、気分はダダサガリの
…バサッ!… と、
グダグダで、服を脱ぎ捨て、
着替えを済ませ、
✖✖
重い肢で洗面室に
🚪…カチャ!… と、入ると、
👨「 あ ? お母さん ? 」
バ 💦 タバタ 👐 と、忙しそうに、
🛀✨ 風呂掃除をしていた.。o○
お兄ちゃんに遭遇した。
.。o○
❓ ❔
.。o○
🌷?「 ぅわ、タダイマぁ ❣
ん ? どうしたの ?
お風呂掃除なんて …」
.。o○
❔ ❓
.。o○
👨「 あ ? 菖蒲湯 ?
佐藤さんが用意してくれて…
あと、餅も !」
.。o○
お兄ちゃんは
忙しそうに手を動かしたまま、
簡単に ? 母親に説明した。
.。o○
🌷「 … ぁあ
… そ …」
.。o○
茉由はもう、驚きもせずに、感情も
出さずに返事だけした。
でも …
また少し、余計に不機嫌さがます。
✖✖
🌷… 😠 なんで、
こんなことまで …
✖ ✖
お兄ちゃんの、佐藤を思いやった
甲斐甲斐しさに °˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
.。o○
茉由はますます、
💥 ヤ・キ・モ・チ 💥 をやく?
🚿🛀?.。o○
🌷… 私がなにも、
デキナイみたいじゃない 😓 …
でも、たしかに、
子供のために、この日の用意をなにも
できない!手ぶらで帰った母親なのに、
茉由は、
空っぽなのに全く反省をする事もなく、
ただ、拗ねる。
それでも、
頑張るお兄ちゃんに遠慮するように
サッサと手を洗い、そのまま、
リビングに進むと、
また、哀れにも、ちょっと自己主張に
「 ふぅ --- 」っと、大きなため息を、
皆にも聞こえる様に出してみて…
°˖❁◝🌷◜✿˖°
目の前に居る、 🐘?
大きなカラダの、
もう、この家族にとっても、
大きな存在の、 🐻?
わが子をとられたように、
下の子を 🦍?
しっかりと抱き上げられ、
手柄をとられた ?
🦅?
得意な ?
顔をされたまま、
その、
茉由のため息に
気づき、 🦉?
振り返った佐藤に …
🌷『 どうして ! 』
と咬みつく !
👦「 ❓ おかあさん ❔ 」
下の子はキョトンとし、
佐藤は、👀?目が大きくなる。
🦅「 お ? おかえり …
餅 ? 嫌いだったか ? 」
佐藤は、トボケテ ?
はぐらかそうとする。
🌷「 え ? お餅は好きだけど、
翔太は …」
茉由は、膨れたまま …
ふたりきりだと、茉由は、
( 🚪... 閉じ込められたり、
💥... カラダを押さえつけられたり )
と ! 急に、 !🚪...💥💪 ㊚!
佐藤は「 豹変 」するから恐いけれど、
家族の前だと、ずっと 「営業用の顔」
をした佐藤だから、 🏳🌈🐼 boku?
それをここで ! 独りだけ解ってる !
茉由は、余計に、もどかしくて、
それをちゃんと ! 説明できなくて、
胸がザワザワ ? グツグツ ?
熱くなって ♨? 苦しい。
🦅「 あ … そうか ?
なら、そんなに
焦らなくても良いぞ !
今日は、
早食い競争はしないから、
いまから俺たちは風呂で
遊ぶし、 🛀🚿✨
茉由は、好きな味の餅、
先に、選んどけ ! 」
🦅…ニコッ😊!…
.。o○
○o。. 🦅
🌷.。o○
○o。.
🌷…ぅ💦…
そんな !
トボケタことを .。o○
言い続ける佐藤に茉由は、
🌷💦『 … アリガト、
でも、チ・ガ・ウ !
勝手な事ばかりサレテ、
そっち、なの …
○o。. 私、これ ! 嫌 😠… 』
茉由は、
( 家族の前だから分かってほしくて )
佐藤が、茉由に向ける言葉だけを選ばな
いのが気に障りとうとう悪態を魅せる。
👦!『 おかあさん !
ヤ ! こわ 💥 いよ !』
👵!『 茉由ちゃん !
帰るなり 💥 なに !
佐藤さんに、
悪いわよ ! 』
だから …
佐藤の側に居た、母にも、
佐藤にシッカリとしがみついている
我が子にも、茉由は責められる …
🌷「 … え ? 」
✖✖
💫🌷 茉由は、目の前が真っ白 !
で、
家族に突き放されたように感じた。
✖✖
茉由の方が、
いま、スマシタ顔をしている、この、
佐藤に、
実は、追い込まれているのに …
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