第一創造世界大戦

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第一創造世界大戦

動物は遥か昔から人間と共存する事によって自らの地位を明らかにしてきた。 しかし人間はそんなお世話になった動物達に対しての扱いが酷くなった。 例えば、人間に飼われやすい犬や猫の場合だ。 虐待、放棄、多頭飼育崩壊、 理由を挙げればきりが無い。 そんな人間を動物は野生の者も人間と共存してきた者も恨んだ。 人間は自分たちのみが理性と感情、複雑思考の簡潔化などを行えると 勝手に思い込んでいた。 しかしそれは大きな間違いだった。 動物は人間が気づかぬ間に文明を創り上げ自ら達の利益などを考え行動する。 社会性の備わった生物に進化していたのである。 勿論表面上はそれを隠して、、、 しかしある時それは爆発した。 人間が、海に放ったのだ。 陸地だけでは、処理しきれなくなった「兵器」を・・・ それにより海中の生物の約60%が死滅した。 これには全生物が反逆心を燃やした。 全ての「陸海空」ありとあらゆる生物が人間に一斉攻撃を開始したのだ。 勿論どんなに主人に忠誠を誓った社会的動物も それらにある日突然一斉に攻撃されてはひとたまりもない。 なんせ人間よりも動物、生物の方が圧倒的に数が多いのだから。 たまらず人間は新たな兵器を造り動物という動物を駆逐しようと戦争に出た。 しかし動物はそこまで甘くなかった。 地下を掘れる動物 空を飛べる動物 一瞬で人間の計画は崩され動物によって人間は絶滅寸前まで追い込まれた。 この頃人間対人間で大きな戦争が行われた。 この戦争が行われた理由には、この動物達の反逆が深く関わっている。 動物は自らに適応した環境に生息するため適応した環境でないと 生命活動が難しい。 例として砂漠、海、寒冷地帯によって住む生物が違う事などが挙げられる。 こんな理由で、国によって動物による被害の大小が大きかった。 その為生きるために動物に襲われる可能性が極めて低い国を奪い合う為 争いが行われた。 その結果友殺しと 動物の力により人間は絶滅した。 それからどれくらい経っただろうか? 恐らく1億年以上は経っただろう。 今現在人間が存在する。 これは犬や猫など人間と多く関わってきた哺乳類が、 更に便利な姿へと進化したものだ。 この人間はまた同じ過ちを繰り返そうとしている。 全く懲りない連中と言えるだろう。 人間という生き物は、抱えきれないほどの力と知能を抱えて それと引き換えに何か大切なものを失ってしまうことに気づかない。 皆さんは考えた事があるだろうか? 自分たちが、もしかしたらこんな事が繰り返されて 何度も人間が絶滅した果て また復活する事になったたった1代の人間では無いのかと? 便利を追求した姿「人間」こそが全ての敵では無いのかと? 未来は変わらない。 戦争はいつまでも続く・・・ 人間とそれ以外の全てとの戦争は・・・               《END》
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