夏休みはあっという間

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「いらっしゃいませー。蕎麦クレープご注文の列はこちらになりまーす。蕎麦アイスはこちらにお並びくださーい」 列の整理をする俺の元に美和が近づいてきた 「ちょっと!やる気なさそうにしないでよ〜!愛嬌振りまいてお客さん増やしてくれないと!」 「へ〜い」 ────蕎麦クレープ2つで合計1300円になります。 チラッとレジを打っている聡の方を見る 見ているとレジを打ち終わった聡と目が合いそうになったから気まずくて目を逸らした 気まずいというのは、昨夜俺はやらかしてしまったからだ 昨日俺たちはホテルに戻って買ってきた食べ物を食べながらテレビを見ていた。 その後順番でシャワーを浴びて、ベッドで甘い時間を過ごしていたんだ。 ───りゅう、口開けて?もっと舌絡めて ベッドに横になりながら2人で甘いキスをしながらゆっくり触り合ってホテルのパジャマを脱がされて、鎖骨や胸にキスをされた そこまでは覚えてるんだ ──りゅう、眠たい?寝よっか。 そう言われたのも何となく覚えてる 気づいたら朝だった。 そう。俺は最中に寝ちまったんだよ・・・・ 朝起きたらちゃんとパジャマは着ていて、布団がちゃんと掛かっていた 「あ、りゅうおはよー」 「あ、聡・・・俺・・・ごめん」 「気にするな。慣れないバイトして疲れてたんだから。俺はりゅうの可愛い寝顔見れて満足だし!」 そう聡は言ってくれたけど・・・・ はぁ。なにしてんだよ俺 はぁ 「てっ!」 「ため息つくな!仕事ちゃんとしなさい!」 美和に頭を叩かれて 聡がそれを見て笑った
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