夏休みはあっという間

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15時50分 2日目のバイトがもうすぐ終わろうとしている・・・ 今日こそは真っ直ぐホテルに戻ってご飯を食べたら、聡と甘い夜を過ごすんだ そう気合いを入れていた時だった 「あっ!いたいた、りゅーう!」 「ん?えっ?!たかのり叔父さん?!なんで?なんでここにいるの?」 「姉さんからりゅうがイベントのバイトで東京来てるって聞いたからさ!せっかくだからお友達と一緒に、夕食ご馳走するから、この後ご飯行こう!バイト16時までだって姉さんから聞いて来たんだよ。」 「・・・・・・」 たかのり叔父さんはお母さんの弟で、東京の有名な一流企業に務めている独身貴族だ。 何故か俺はたかのり叔父さんのお気に入りみたいで 長野に帰ってくる度、沢山欲しいものを買ってくれたりお寿司を食べに連れて行ってくれたりする。 だから俺が東京に来ることも知ればきっと会いに来てくれる。 そう思ったから内緒にしてたのに・・・・ 「焼肉がいいか?寿司でもいいぞ?もんじゃか?」 聡との甘い夜計画がまた遠のいた
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