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バイトで満足して、もうそれでいいと思ってるのかもしれない
帰っても疲れた〜ってお風呂入って買ったお弁当食べてバイト中に起きたエピソードなんか思い返しながら笑いあって適当にテレビ見て眠くなったら「そろそろ寝るか」なんて言われるのかもしれない
聡の様子が普通だったからさっきまでそんなことを思っていたんだ
だけど違った
「えっ?さとっ、あっ!はう!」
エレベーター降りて2人の部屋のドアを開けるまでは普通だったはずなんだ
だけど、ドアを開けて2人で部屋に入って扉がカチャって閉まってすぐのことだった
先に部屋に入った俺の背後から聡が勢い良く俺を抱きしめ耳を舐めた
俺は突然の強い刺激と驚きで脚に力が入らなくなったけど聡は俺が座り混まないようにしっかりと抱きしめて
「もう我慢出来ない」
俺の耳元でそう言った
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