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「すみません...
わたし 瀬野カリナと言います
失礼ですが貴方のお名前を教えて頂けませんか?
まだ聞いてなかったので...」
僕はいきなりかわされたと思った。
「えっ、そうですね
沖アラタって言います
すみませんが...
今お名前をカリナさんっておっしゃいました?
聞き違えたと思いますが...」
「いえ カリナはわたしの名前です
その子にも私の名を付けました
ややこしくてすみません
それにありがとうございます
カリナに何かある前に保護して頂いて...
お礼のしようがありません
三谷さんから聞いて直ぐにでも連絡したかったんですが...
体調が優れなくて今になってしまいました
ごめんなさい」
「じゃあ先程カリナの事で僕が尋ねた事はどうですか?
あ、小鳥の方です」
「後悔と事情と今後の事ですよね
もちろん物凄く後悔しています...
何て事をしてしまったのかと...
でも色々あって...
ちょっと話が長くなりそうなので宜しければお会いしてお話出来ればと思うんですが...
唐突ですみません
如何でしょうか?」
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