曽我君は今……

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俺は今高校3年生、美化委員長と言う大役を教官から任されている これは俺に与えられた任務だ そのおかげで勝哉先輩が卒業してしまい絶望だった毎日を乗り越えられた Dear勝哉先輩 勝哉先輩……俺、頑張ってます 俺には今野望があります それは…… いなくなってしまった貴方の居場所を探し出す事 現時点で分かっている事は、勝哉先輩は深夜の仕事をしている事 必ず貴方を探し出し、高校を卒業したら貴方の下で俺も一緒に働きたいと思っています あの糞淫乱会長と今も一緒にいるのかは知りませんがそんな事はどうでもいいです。 二股チビにまだ纏わりつかれているのかも知れませんがそんな事もどうでもいいです。 隆弘の糞野郎が二股チビと同じバイト先なのは知っています。 あの糞野郎から伝って行けば必ず貴方に辿り着く筈だと俺は確信しています。 だけど今は美化委員長と言う大役を任されている身ですので何も出来ませんが俺は必ず貴方の元へ向かいます。 ですから貴方を探し出せた時はその大きな胸に俺の顔を埋めさせて下さい 「は?勝哉?何で?」 「ですから貴方は勝哉先輩の連絡先をご存知なのでしょう?」 今日こそ隆弘から勝哉先輩の情報を聞き出してやる 「昔は知ってたけど今は知らねーよ」 「嘘をつくな!分かっていますよ!?貴方は大嘘つきの狼野郎だと言う事は!」 「お前が勝哉の事好きなのは分かったけどさぁ……流石に元彼の番号消すっての」 「元彼!?誰が!?」 「あれ?言ってなかったっけ?俺昔勝哉と付き合ってたんだけど……」 ガーーーーーン!!! か、勝哉先輩が……こ、こいつと……? 「嘘だ」 「や、マジで」 「この狼野郎が!!!」 「ちょっ!やめろって!」 「……ぐふっ!!」 隆弘の胸ぐらを掴み突っかかると腹にパンチされた 「この変人!例え知っててもてめぇーになんか教えるかよ」 「ぐっ……ま、待て隆弘……っ!例えその話が本当だったなら……教えてくれ!!勝哉先輩は……ぐはっ!」 今度は蹴りを入れられた 「俺に勝てたら色々教えてやんよ。その前に人に物を頼む態度から勉強し直してこい!」 「勉強……」 つまり道徳を極めろと? お、俺には無理だ…… 俺は無宗教だから道徳なんか勉強しないぞ!!! 「分りました。もう結構です。俺は自力で勝哉先輩を捜しますから!!貴方の嘘に振り回されてたまるか!!ちくしょーーッッ!!!」 果たして曽我は勝哉を見つけ出す事は出来るのか!? 頑張れ曽我君!負けるな曽我! すいません訳が分からなくなりました……汗笑 何せ彼は特殊な人種ですから…… .
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