898人が本棚に入れています
本棚に追加
「くるみちゃん、知っちょる? そういうのを男にするんは逆効果なんよ?」
言って、実篤はくるみに口付けると、「今日は俺に全部くれるつもりだったんよね?」と熱っぽく問いかける。
くるみが目端を潤ませて小さくうなずくのを見て、「じゃったらお願い、力抜いて?」と太ももに触れた。
「や、んっ、実篤しゃ、くすぐったぃ」
わざとそう感じるように力加減を弱くして、スススーッとかすめるように膝から足の付け根に向けて撫で上げたら、くるみの白い肌が粟立って。
その反応を確認しながら膝頭にチュッと口付けたら、唇を避けるようにほんのちょっと足の力が抜けて、両足の間に隙間ができた。
実篤はそれを待っていたみたいにくるみの膝裏を抱え上げると、両腕でしっかり押さえ付けてくるみが足を閉じられないようにしてしまう。
そうして、そのまま剥き出しの秘所に屈み込んで、くるみの敏感な突起にやんわりと口付けを落とした。
「やっ、実篤しゃんっ、な、んでしょんなトコりょっ⁉︎ 汚い、けっ、やめて……!」
言って、くるみが驚いたように自分の股の間にいる実篤の髪に触れてきたけれど、そんな抵抗ぐらいでやめてあげる気なんてさらさらない実篤だ。
最初のコメントを投稿しよう!